内容説明
さっと読めるミニ書籍です(文章量8,000文字以上 9,000文字未満(10分で読めるシリーズ))
【書籍説明】
キャリアと聞いた時、みなさんは何を思い浮かべますか。
仕事や出世という単語を思い浮かべる人が多いと思います。
一昔前は管理職志向が強い女性をキャリアウーマンという言葉で表していたこともあり、働く人、出世志向の高い人をイメージする人もいるでしょう。
私は総合病院で13年間看護師として勤務していました。
看護師は専門職業人であり、継続学習と自己研鑽が義務付けられています。
キャリアアップは看護師の義務であり、継続的に良い看護、良い医療を提供するためには必須であると言えます。
私は、看護師として働くと同時に、看護学生から新人看護師、病院内のあらゆる研修の企画、運営を行い部門全体の教育とキャリア形成支援する役割に約10年関わってきました。
私はキャリア形成というのは人生であり、その人の努力の積み重ねと叶えたい将来であると考えています。
人は子供の頃、将来の夢について一度は考えたことがあるでしょう。
それをより具体的に、現実的に考え、努力していくことがキャリア形成であるのではないかと私自身は考えています。
子供の時に比べて広い世界や知識を得た大人である私たちは、さながら大海原を彷徨う一隻の船です。
どこに向かうのか、誰と向かうのかがなければその広い海で遭難してしまいます。
あなたが、目指す場所がどんな場所であるのかは私にはわかりません。
でも、地図の読み方や荒波の超え方は少しお伝えすることができます。
今回はキャリア形成の考え方について6つの視点をお伝えします。
人生という大海原でどこに向かうべきか考えるあなたの一助になれば幸いです。
【目次】
視点1:キャリアを考えるということは人生を設計することである
視点2:あなたの会社は何を提供しているのかを知ろう
視点3:転職サイトは価値を高めるためのヒントである
視点4:自分の得意不得意を知ろう
視点5:自分で努力して行えることと、会社が努力して行えることを知る
視点6:キャリアで悩んだ時に誰に相談するかを知ろう
【著者紹介】
吉成彼方(ヨシナリカナタ)
看護専門学校を卒業後地域の総合病院に13年勤務する。
長年看護教育に携わり、管理職経験を持つ。
現在はそれまでの経験を買われ地域包括ケア病院へ転職した現役の看護師である。
座右の銘は「人生チャレンジしたもの勝ち」。読書と観劇が趣味でチケット片手に全国を回っている。