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内容説明
さっと読めるミニ書籍です(文章量9,000文字以上 10,000文字未満(10分で読めるシリーズ)=紙の書籍の18ページ程度)
【書籍説明】
はじめに
技術立国の日本にとって、技術開発力の重要性はいうまでもありません。
このはげしい国際競争の中で、とりわけ次代を背負う若手研究者、
技術者に、いかにして速く、かつ効率よく活動してもらうかが、
日本の将来を左右するものだと言えます。
若手研究者、技術者が学校を出て社会集団に入りすぐに感ずることは、
時間と自由の制限、日毎に増す責任の重圧、そして上司同僚との人間関係の難しさ、でしょう。
これをいかにして克服するかが、研究者、技術者のもっとも悩むところと思います。
本書は、その方々の道しるべとして書かれたものです。
読むうちに、今まで言われてきたこととは異なっていたり、意外に思われることも多々あるでしょう。
しかし本編の内容は、実戦経験そのものから出てきたものであり、
現場から生まれたエッセンスであるとご承知ください。
なお本稿の第一項より第六項までは心すべき基本のこと、
第七項から十一項までは実行編、第十二項から第十四項までは知っていてほしいことを記してあります。
【目次】
一事実が基本
二自然科学において不可能はない
三原理原則に惑わされるな
四些細な事実にこだわりましょう
五よぎりごとに注意
六孤独な人間にならぬよう
七目標を不可能に近い高い所におく
八実験の方法
九現場に行け
一〇クレームというもの
一一人間関係のこつ
一二データーは思うように出ないもの
一三… 以上まえがきより抜粋