子供の科学1931年7月号【電子復刻版】

著者名：子供の科学編集部

誠文堂新光社（2024/05発売）

内容説明

「子供の科学」は1924年創刊の小中学生向け科学月刊誌。
100年にわたり、最新の科学技術記事や実験を子供たちへ紹介し、科学の面白さを伝えてきました。
日本の最先端にいる研究者やエンジニアたちが、幼いころに大きな影響を受けた雑誌です。
今回、創刊100周年を記念して、創刊から10年間のバックナンバーを一挙電子化。
一流の技術者や専門家の解説を通して、当時の最新技術を垣間見ることができる貴重な記録となっています。

本号は1931年7月号。
主な特集記事は「理化学研究所の研究発表講演会」です。

※記事内容は当時のものであり、不正確な情報や不適切な表現が掲載されている可能性がありますが、歴史的資料として当時の表現のまま残しています。あらかじめご了承ください。
※権利処理等の理由で、記事の内容が表示されていないことがあります。

目次

表紙・白鳥碧波……画　太田壽
目次
［特別付録］オートジロ模型設計図青写真……工学士　水上利治
七月の空
七不思議の一つ
深さで異なる海の生物……中川巌
ガソリンエンジン燃料の入口……本間清人
場所で異なる海の生物……水産講習所教授理学博士　寺尾新
海の底はどんなになっているか……水産試験場技師　丸川久俊
エネルギーを計る試験
海水の圧力……水産試験場技師　宇田道隆
いろいろな海水の色……水産試験場技師　相川廣秋
光は海のどこまで届くか……理学士　Ｔ・Ｋ生
海の温度の研究……理学士　宇田道隆
日曜日のアインシュタイン
アラビヤの摩天楼
海から陸へ移住した動物……理学士　小山析郎
魚の卵……水産講習所助教授　海老名謙一
海はどうして出来たか……理学士　丸川久俊
一四二六呎の深海探検……金坂三雄
電磁天秤の話……工学博士　富士前研二
発明物語　輪切丸太からゴム輪車へ……早稲田大学教授　西村眞次
氷の懸崖
深海の怪魚
涼風
海底の宝
魚の観兵式
推進器の話……東京高等商船学校教授　小堀菊次
地球の年齢はどうして測られるか……理学士　泉俊夫
弾力の話と其応用……工学士　黒田正夫
世界の人口の話……理学士　武見芳二
月の噴火口？
五千年前の都市
発掘された太古の都市……東京美術学校教授　青山新
空気の圧力と其の測り方……坂本徹也
理化学研究所の研究発表講演会……記者　
いろいろな本塁打……陂波潔
魚から人間へ
砂漠のスキー
世界一のナマケモノ
天空の快技
新惑星プルートーの軌道
青年式の盛装
蒸汽船を発明した人達……佐久間邦美
不思議な魚　やつめうなぎの話……速水駒吉
七月の気象……中央気象台　Ｚ生
林間学校の話……医学博士　岡田道一
科学に征服された地獄……小杉秀雄
インダクション・コイルの作り方……田口卯三郎
日本で始めてのロケット模型飛行機
単軌條車の作り方……成城学園　関猛
電気錠の作り方……中桐光彦
アイスクリーム製造機械……本間清人
山岳科学小説　雲表征服……工学士　白河鉄夫
質問と答
七月代理部便り
談話室
奥付