内容説明
「子供の科学」は1924年創刊の小中学生向け科学月刊誌。
100年にわたり、最新の科学技術記事や実験を子供たちへ紹介し、科学の面白さを伝えてきました。
日本の最先端にいる研究者やエンジニアたちが、幼いころに大きな影響を受けた雑誌です。
今回、創刊100周年を記念して、創刊から10年間のバックナンバーを一挙電子化。
一流の技術者や専門家の解説を通して、当時の最新技術を垣間見ることができる貴重な記録となっています。
本号は1927年3月号。
主な特集記事は「鉄筋コンクリートの建築(内田祥三工学博士選)」です。
※記事内容は当時のものであり、不正確な情報や不適切な表現が掲載されている可能性がありますが、歴史的資料として当時の表現のまま残しています。あらかじめご了承ください。
※権利処理等の理由で、記事の内容が表示されていないことがあります。
目次
表紙・鯨捕り……筆 森田久
目次
扉・三月の暦と観察と歴史……装画 森田久
世界一のマゼスチック号……記者
世界一の大汽船
顕微鏡の構造
国際信号旗
電気の家
動物の表情の研究……思水生
目の魔術
飛行機分列式
カーニバル祭/バスケット競走/自転車大流行
鉄筋コンクリートの建築……選 内田工学博士
奇抜な蛮人の狩猟
コブラと猫鼬
鉄筋コンクリートの建築……工学博士 内田祥三
カナリヤを飼い給え……思水生
子供の天文 三月の天……記者
不思議な電気文字……東京高師教授 倉林源四郎
マルコニーの苦心……早稲田大学図書館 武島賢吉
人造車夫
デルヒの宮殿
大きな時計
地底のラジオ
飛行機の港
犬のいろいろ
船山に登る
顕微鏡の話……理学士 土谷嚴郎
科学怪奇小説 天魔襲来……松山思水
危い危い
発電所不用
漫画はだしの珍発明……記者
命を的の鯨捕り……太刀川浪雄
今は鉄の時代……理学士 後閑文之助
人は人猿は猿……記者
樹木の観察……理学士 原田三夫
立派なケーブルカー
模型の国の展覧会近付く……本間清人
缶詰の拵え方……堀内雄三
本誌実物見本一万部無代贈呈
二万年前の熊狩
一球と鉱石で……無電実験社 古澤恭一郎
人の家か鳥の巣か
何でも抜ける名人
質問と答……主幹 原田三夫
少年測量法……宮里良保
最新世界 科学ニュース
三月の園芸……峡水生
代理部より申上ます
風船に乗って七哩の高空に登った人
談話室
奥付