子供の科学1931年4月号【電子復刻版】

著者名：子供の科学編集部

誠文堂新光社（2024/05発売）

内容説明

「子供の科学」は1924年創刊の小中学生向け科学月刊誌。
100年にわたり、最新の科学技術記事や実験を子供たちへ紹介し、科学の面白さを伝えてきました。
日本の最先端にいる研究者やエンジニアたちが、幼いころに大きな影響を受けた雑誌です。
今回、創刊100周年を記念して、創刊から10年間のバックナンバーを一挙電子化。
一流の技術者や専門家の解説を通して、当時の最新技術を垣間見ることができる貴重な記録となっています。

本号は1931年4月号。
主な特集記事は「なぜ数学は大切か」です。

※記事内容は当時のものであり、不正確な情報や不適切な表現が掲載されている可能性がありますが、歴史的資料として当時の表現のまま残しています。あらかじめご了承ください。
※権利処理等の理由で、記事の内容が表示されていないことがあります。

目次

表紙・科学の勝利……画　中川巌
目次
［第一付録］DoX号模型設計図青写真……工学士　小川勝一
［第二付録］立体写真鏡製作材料及プロマイド写真……本間清人
四月の空……東京天文台　井上四郎
子供の天文学
敷島の誇り
うどん粉からパンが出来るまで……本間清人
捕虜にならぬ動物
なぜ数学は大切か……工学博士　萬原一基
力とはどんなもの……工学士　黒田正夫
生物進化論の話……慶大教授　戸澤富壽
春はどうしてやって来る……理学士　渡邊光彦
世界一が又一つ
DOX号の構造
空の探検準備……東京天文台　小川清彦
人類学は何を研究する……早大教授　西村眞次
化学で造られる世界……理化学研究所　佐々木次郎
光なくては盲も同然……理学士　二神哲五郎
アルプスの春
撥かれた鳥の秘密
自然力の支配
海に陸に空に卍文字の競争
機械文明の誕生
飛行機はなぜ飛ぶか……東京帝大助教授　小川太一郎
気象の知識……中央気象台技師　國富信一
潮汐の話……水産試験場技師　宇田道隆
不思議な脳……小杉秀雄
人間と自然との抗争
ローマの今昔
潮干狩と貝の研究……水産講習所助教授　海老名謙一
熱のかくれんぼ……坂本徹也
記念物となったスナメリ鯨……広島県豊田郡名荷小学校　山下盛夫
火薬の話……東京帝大工学部講師　山本祐文
電気百話……榎本不二夫
ジラフ
光の芸術
動物変態くらべ
熱帯の火山と寒帯の火山
飛行機操縦のロボット
近代産業組織の父　リチャード・アークライト……結城正明
動物園にいない動物……佐藤光雄
パミール高原の奇習……布利秋
二千万年前のお医者さん……かずお
四月の気象……中央気象台　Ｚ生
科学常識辞典……金坂三雄
我らの桧舞台は近づいた……子供の科学製作部主任　本間清人
立体鏡の作り方……理学士　二神哲五郎
模型電気機関車……山北藤一郎
ペリスコープの作り方……成城学園　関猛
我輩はパンである……本間清人
科学小説　怪星襲来……波野白跳（※本記事は、権利処理の理由で記事内容が表示されません。）
質問と答
どの学校が当ったでせう
談話室
奥付