子供の科学1931年5月号【電子復刻版】

著者名：子供の科学編集部

誠文堂新光社（2024/05発売）

内容説明

「子供の科学」は1924年創刊の小中学生向け科学月刊誌。
100年にわたり、最新の科学技術記事や実験を子供たちへ紹介し、科学の面白さを伝えてきました。
日本の最先端にいる研究者やエンジニアたちが、幼いころに大きな影響を受けた雑誌です。
今回、創刊100周年を記念して、創刊から10年間のバックナンバーを一挙電子化。
一流の技術者や専門家の解説を通して、当時の最新技術を垣間見ることができる貴重な記録となっています。

本号は1931年5月号。
主な特集記事は「骨格標本の作り方」です。

※記事内容は当時のものであり、不正確な情報や不適切な表現が掲載されている可能性がありますが、歴史的資料として当時の表現のまま残しています。あらかじめご了承ください。
※権利処理等の理由で、記事の内容が表示されていないことがあります。

目次

表紙・機械文明の真盛り……画　中川巌
目次
［特別付録］モーター応用燈台模型設計図青写真……本間清人
五月の空……東京天文台　井上四郎
ふじ
蓄音機吹込の発達……本間清人
生命の神秘を開く鍵
煙の出ない船……東京高等商船学校教授　小堀菊次
海蛇の正体……理学博士　大島正満
寒さにも暑さにも平気な人間の体……理学士　小山一歩
最近の潜水艦の発達……海軍少佐　早川成治
飛行船の繁留母艦
航空用の燈台
文字はどうして進化したか……早稲田大学教授　西村眞次
卵を産むけもの……理学士　佐藤光雄
体温計の話……土屋菊雄
月々の名のおこり……原斗志郎
つゆ
地上に現われた地獄の釜
ノース河の長橋
線を描く地上
滞空記録を作った純国産の飛行船
電気吹込の話……日本コロンビア蓄音機株式会社技師長　エル・イー・ギリンガム
野球のボールの曲がるわけ……白石襄治
不思議な葉の働き……理学士　稲荷山資生
風変わりな飛行機……工学士　ＴＯ生
声はどうして出るか……松本神三郎
物の測り方……坂本徹也
街路樹に棲む「かのこばと」……台北医学専門学校　宮本佐一
怒涛と闘う
羅馬ジオクレチヤヌスの大浴場
科学小説　怪星襲来……波野白跳（※本記事は、権利処理の理由で記事内容が表示されません。）
不思議な自動燈台……横浜燈台局技師　森田富士助
日本一空の女性
ノーベル賞とは何……川口秀史
五月の気象……中央気象台　Ｚ生
生命を探検した人達……結城正明
小惑星エロスの表面
飛び出した弾丸
雲海を行く
竜巻の活動写真
美しいレムール
面白い科学実験　水すましの虫の人造と沃素の生体……工学士　土屋弘
潜水艦搭載の折畳式飛行機
グライダーの模型の製作……Ｊ・Ｓ生
海辺で採れる動物標本の作り方……水産講習所教授　海老名謙一
骨格標本の作り方……広島文理科大学助教授　藤原力
剥製標本の作り方……農学士　石橋忠次
淡水動物の採集と標本の作り方……広島文理科大学動物学教室　佐藤井岐雄
甲虫類の標本の作り方……広島文理科大学動物学教室　都倉芳虎
科学常識辞典
にくらしい理屈の解説
質問と答
談話室
奥付