内容説明
「子供の科学」は1924年創刊の小中学生向け科学月刊誌。
100年にわたり、最新の科学技術記事や実験を子供たちへ紹介し、科学の面白さを伝えてきました。
日本の最先端にいる研究者やエンジニアたちが、幼いころに大きな影響を受けた雑誌です。
今回、創刊100周年を記念して、創刊から10年間のバックナンバーを一挙電子化。
一流の技術者や専門家の解説を通して、当時の最新技術を垣間見ることができる貴重な記録となっています。
本号は1934年9月号。
主な特集記事は「六萬二千五百キロの電力を起す日本一の大発電機」です。
※記事内容は当時のものであり、不正確な情報や不適切な表現が掲載されている可能性がありますが、歴史的資料として当時の表現のまま残しています。あらかじめご了承ください。
※権利処理等の理由で、記事の内容が表示されていないことがあります。
目次
表紙・ロケット探空船……画 中川巌
目次
［第三付録］天体観察の一年……東京天文台 小川清彦・窪川一雄
［第二付録］天球儀用天図
空気冷房とはどんな装置か……画 本間清人
天体望遠鏡発達の歴史
星座の覚え方早解り……東京天文台 小川清彦
太陽の観測法……東京天文台 服部忠彦
惑星の観測の仕方……東京天文台 虎尾正久
彗星の見付け方……東京天文台 奥田豊三
星雲を見付けるには……東京天文台 水野良平
変光星の見付け方……東京天文台 奥田豊三
小型望遠鏡で太陽と月の撮影法……東京天文台 吉田玄馬
時刻早見世界地図
成層圏探検の門出
日本一の大発電機
世界最速の旅客機
黄道光と対日照の見付け方……東京天文台 窪川一雄
新星を見つける法……東京天文台 水野良平
天体の照魔鏡……小杉秀雄
月の環山はどうして出来た？
地上の環山！
月面の写真？
日食月食の起こるわけ
星の距離はどうして測る
「ロケット」応用の水陸兼用機……愛国発明科学研究所 小原常人
ただ捨てる油から立派な油をとる
車のおこり
物質の構造を表わすＸ線写真
氷河の端
海上の速力王レックス号
写真レンズの種類
落雷の話……九州帝国大学教授理学博士 鈴木清太郎
船の推進器……東京高等商船学校教授 菊植鐵三
鍛錬用圧縮機
マリー・キューリー
科学者列伝 キューリー夫妻と其後継者……田中三千雄
宇宙万物の基「電子」の働きぶり……東北帝国大学理学博士 福本喜繁
航空学連続講話 高等飛行の話（２）……東京帝大助教授航空研究所員 小川太一郎
六万二千五百キロの電力を起す日本一の大発電機……芝浦製作所 山北藤一郎
石の本から活字の本まで……小山龍男
化学実験 電気分解で酸素の作り方……理化学研究所理学士 白井俊明
内地・台湾間の定期航空
高山の湖……中村道太郎
バード少将 南極探検画報
冷蔵装置発明物語……堀内文三郎
九月の衛生 冷水浴……理化学研究所医学士 松岡登
科学スポットライト……伊藤正智
第二〇回「私の発明」当選発表……子供の科学製作部主任 本間清人
プライマリー型模型飛行機の作り方……帝大航空研究所 瀧澤信夫
テスラの変圧器の作り方……医学士 安藤秀夫
風変りな傘
天体望遠鏡の作り方と地上望遠鏡の作り方……本間清人
ED42形電気機関車の作り方（３）車体工作と組立て……子供の科学製作部顧問 山北藤一郎
談話室
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