内容説明
「子供の科学」は1924年創刊の小中学生向け科学月刊誌。
100年にわたり、最新の科学技術記事や実験を子供たちへ紹介し、科学の面白さを伝えてきました。
日本の最先端にいる研究者やエンジニアたちが、幼いころに大きな影響を受けた雑誌です。
今回、創刊100周年を記念して、創刊から10年間のバックナンバーを一挙電子化。
一流の技術者や専門家の解説を通して、当時の最新技術を垣間見ることができる貴重な記録となっています。
本号は1928年4月号。
主な特集記事は「機械工業のいろいろ」です。
※記事内容は当時のものであり、不正確な情報や不適切な表現が掲載されている可能性がありますが、歴史的資料として当時の表現のまま残しています。あらかじめご了承ください。
※権利処理等の理由で、記事の内容が表示されていないことがあります。
目次
表紙・我等の祖先……画 森田久
目次
グラハムベル画伝
時速一千哩の怪空船……松山思水
警戒色
共電式電話機と電話機用保安器……本間清人
山の断層に表われた地球の歴史
仏国陸軍のサイドカータンク
世界一のハドソン橋
馬の進化
浅間山大爆発
機関車の進化
顕微鏡の進化
汽船の進化
猿は人間の祖先か
飛ぶ動物いろいろ
飛行機の今と昔
簡単な鉱石セットで日本全国のラジオ化
耳の構造
最後の審判
読者のアルバム
学校巡礼 窪町小学校
祈祷まじないの時代から科学的医術の現代まで……医学博士 高田義一郎
家の歴史……早大教授 西村眞次
機械作業の色々……工学士 安東幸二郎
飛行家になるには
夜の夢遊病と昼の夢遊病（精神科学）……文学士 小熊虎之助
二十世紀は電気の世界……早稲田大学教授・工学士 川原田政太郎
昔の郵便と今の郵便……元遞信博物館主任 樋畑雪湖
科学探偵小説 深夜の電話……医学博士：小酒井不木 画：森田久
日本人の服装の変り方……文学士 伊藤赳
泰西芸術家列伝 ミケランゼロ……早大教授 坂崎坦
各国の図書館めぐり……上野帝国図書館長 松本喜一
春咲く花の花粉の研究……理学士 稲荷山資生
四月の空……東京天文台 井上四郎
ラジウムの話……理学士 兒玉東一
杉田玄白先生……東京帝国大学史料編纂掛 森銑三
驚くべき新聞紙の発展……東京朝日新聞技師 江崎達夫
日蒙騎乗隊帰る
房総守谷の洞窟を探る……吉松登
鉱石受信機……浅生貞夫
空気の目方の測り方……東京高師訓導 吉田弘
海に生物の出来た頃……理学士 後藤静雄
電気機関車……模型の国主任 本間清人
面白い摩擦の研究……鞆絵小学校訓導 柚木卯馬
誰でも写せる太陽の写真
質問と答
蚤のサーカス
談話室
奥付
錦町だより……小川生
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