江戸前の旬 4

著者名：九十九森【原作】/さとう輝【作画】

日本文芸社（2012/08発売）

• ISBN：9784537099560

内容説明

改装したもんじゃ屋に客が来ないことを悩む、旬の同級生・圭斗。手間をかける旬の仕込みを見て、インスタントでも旨いことを証明してやると、ダシ巻卵の勝負を持ちかけるのだが…!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Kei]

蛤は二枚貝で右ガラと左ガラで一対になっているが、その対になっていたカラ以外とぴったり合うことはないので夫婦になぞらえて結婚式で出される。関サバ 大分県佐賀の席で獲れるサバ。高級品で刺身でも食べられる。マグロには黒マグロ、メバチマグロ、キハダマグロ、ビンチョウ鮪、ミナミマグロなどがあり全世界の漁獲量の4割を日本人が消費していた。マグロはまず片身を背一丁、腹一丁と4つに分けられる。さらに頭に近い部分からカミ・ナカ・シモと3ブロックに分け、大人が掌を一杯に拡げた幅で一番、二番と切り分けられる。頭に近い部分の方が

2018/07/21

[祐樹一依]

【○】寿司に限らず食の職人さんって「最上の素材で握り試し、味見」を普通にするんだろうか、せざるを得ないんだろうか、やはり。

2022/02/10

[アイアイ]

涙がでるエピソードばっかり。江戸前なのに関西の寿司をお客さんの為に出すのは凄いわ

2015/01/12

[keigo]

「カタクチイワシ」「大晦日」が特によかった。大晦日、正月、成人式など、冬のイベント盛りだくさんで、季節のよさが感じられる巻。

2016/03/29

[シーナ@食べ物漫画好き]

４冊目 幸一さん結婚披露にハマグリ寿司。鯖寿司ほど地域バリエーションあるのも珍しい。米アレルギーが出ない米ゆきひかり。鮪節出汁の煮切りでヅケ。イワシのほっかぶり寿司。頭にクエの握り。旬の一日遅れの成人式。課長と白子食べ比べ。

2017/11/10