江戸前の旬 16

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江戸前の旬 16

  • ISBN:9784537101454

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内容説明

ヤクザの喧嘩を目撃した柳寿司三代目・柳葉旬(やなぎば・しゅん)。翌日、そのヤクザ・成瀬(なるせ)が柳寿司にやってきて、「バッケの握りはあるか」と聞いてきた。旬の父・鱒之介(ますのすけ)によって、バッケとは青森の方言でフキノトウのことだと判明する。成瀬のことを気に懸けていた大家のお婆さんが入院し、見舞いに行った成瀬は、バッケが食べたいというお婆さんの願いをかなえてあげようと考えていたのだ。しかし鱒之介は、市場に出回るフキノトウは青森のものとは味が違うと話して……!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kei

5
ウドやフキノトウなどの早春の野草は冬が厳しければ厳しいほどアクや苦味も強く香りも強烈になる。和食の世界では春の料理には苦味も盛れと言われており、早春の野草の苦味には冬の間に溜め込んだ脂肪や塩分を緩和する作用がある。そうすることで人間は厳しい夏を迎える準備をする。ブリ・カンパチ・ヒラマサはアジ科の魚で美味しく姿形もよく似ていて刺身にするとプロでも見分けがつかないぐらいにそっくり。それで魚を扱う人は”ブリ御三家”と呼んでいる。手こね寿司−もともとは伊勢エビ漁で有名な三重県和具周辺の漁師がとれたてのカツオを2018/08/03

池野恋太郎

3
寿司漫画の主人公、寿司勝負しすぎ説。2020/03/04

シーナ@食べ物漫画好き

0
16冊目 バッケの握り、蕗の薹の天麩羅。御三家食べ比べでブリの若魚イナダの美味しさ。八千代さんのお題で鰹寿司‼ 酒盗のヅケ地に漬けた手捏ね寿司の上に更にタタキとのせて万能葱たっぷり。巽寿司と海老対決、で酔っ払い海老VS酒煎り。韓国人の接待にイシモチ入り海苔巻き。松ケ根寿司の親方に大阪寿司を学ぶ、白身の箱に焼き身の箱にケラの箱。大吾の江戸前と大阪寿司を融合したハイブリットなバッテラ。ブレンド米。2017/11/11

柴崎章翔

0
「まっとうに生きなせえ……」 「人間ってのは善と悪…その両方を持った複雑な生き物なのさ…… だからこそ人間は面白えんだ!」 「昔から寿司職人は損得抜きで意地で握るものだと言われているんです」 「商売は飽きたらしまいや…飽きずにやるから〝あきない〟言うんや……」 2018/05/30

HITO

0
この作品初の殺人事件発生2018/05/05

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