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内容説明
親孝行のために柳寿司にやってきた矢木沢(やぎさわ)は、イカの王様であるアオリイカを父親に食べさせる。しかしそれを食べた父親は、昔食べたマイカの方がずっと旨かった気がすると言ってマイカを注文する。矢木沢は、定年退職して覇気をなくした父親が、味覚まで鈍らせてボケたのかと怒り出す。銀座柳寿司三代目・柳葉旬(やなぎば・しゅん)は、矢木沢の父が食べたというマイカの正体を調べようとする。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
池野恋太郎
2
昔、おっさんから何故か箱に入ったウニをしょっちゅうプレゼントされてる知り合いの女性がいた。そのウニを貰って食べてたけど、ミョウバン臭くて微妙で、産地を見たら北朝鮮産だった。というのを思い出しました。2020/03/26
Kei
2
イカ類の中で最も美味いとされているのが夏に旬を迎えるアオリイカ。超高級魚でその味と歯ごたえの良さからイカの王者とも呼ばれている。魚は寄生虫に取りつかれ、血液を吸われたり栄養失調になることがある。この寄生虫を落とすために砂場や岩場に体をこすりつける行動を取る。しかし島も砂浜もない大海を回遊する魚たちはマンボウを頼りにしている。マンボウは大きく厚い皮を持っており魚はまんぼうの皮を岩場や砂場の代わりにして寄生虫から身を守る。まんぼうは海のドクター、海の病院船とも呼ばれている。2018/09/20
シーナ@食べ物漫画好き
1
21冊目 烏賊の地方名、若狭では真烏賊がブドウイカ。銀座クラブのボーイ修行、この背中で語るコミュ障な厳しさ日本人的。銀行員と言い訳の多い店、柳寿司。水貝は良く噛んで食べる。マンボウの軍艦。カマス干物の棒寿司。明礬の苦味と塩水ウニ。骨無し魚。鯛中鯛を33ケ集め願掛け。2017/11/21
柴崎章翔
0
「俺は親父と違ってまだ半人前ですけどお客さんの好意でツケ場に立たせて貰ってるんです だからその好意に報いる為にも損得なんて考えずにお客さんに喜んで貰う事だけを考えろって親父から厳しく言われていますから…」 「高価なネタが必ずしも最高の味とは限らないという事をこの店は私達に教えてくれたんだよ そして旬の終わったネタは旬を迎えたネタより劣るという事もね!!」 「子供の笑顔に勝るお宝はこの世にはありやせんよ…!!」 2018/06/01
HITO
0
柳寿司は、今日もやたら絡んでくる客で大賑わい。そして必ず、タイムリーに一家言持つ人がい合わせるという……2018/05/18
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