江戸前の旬 39

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江戸前の旬 39

  • ISBN:9784537107432

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内容説明

喜寿の祝いに、四十年前に銀座で食べた「シロマグロ」の握りが食べたいという父の願いをかなえたくて、北海道からやってきた沼田(ぬまた)。しかし柳葉旬(やなぎば・しゅん)には「シロマグロ」の正体が分からず、父・鱒之介(ますのすけ)に尋ねる。すると鱒之介は、「シロマグロ」と「シロカワ」を勘違いしたのでは? と話して……!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kei

3
赤酢とは酒粕から作られた酢。文化3年、幕府から酒造を奨励する「勝手造り令」が出された。それまで幕府は上方で作られた下り酒が江戸に入るのを制限していたが、その令により下り酒の制限が撤廃され、堰を切ったように上方の酒が江戸に流入してきた。それで困ったのが知多半島一帯の酒造りをしていた酒蔵。知多の酒は中国酒と呼ばれ上方に次ぐ品質を誇っていて江戸にも大量に運ばれていたが下り酒が勢いを増したため大打撃を受けた。その大打撃を受けた酒造家の一人に中野某という人がいた。中野は逆境を乗り越えるために酒粕を使った粕酢を思いつ2018/11/10

シーナ@食べ物漫画好き

2
39冊目 白カジキの握り。旬と大吾の穴子釣りWデート。藍子と叔母さん。夏魚の王・鱸の洗い。鮎の食べ比べ、参加費払っても良いので呼んで欲しい、そして平和的解決。イサキの水なます!美味そうねぇ…。恋敵に玉子焼き指南。鯖寿司ホームレス立ち直って再開。2017/11/21

柴崎章翔

1
「せっかく銀座まで足を運んで頂いたんです 手ぶらで帰すわけにゃいきやせんからね…」 「よし!!もうくよくよ考えるのはやめだ!!」 「ごめんね旬ちゃん…」  2018/06/08

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