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内容説明
銀座柳寿司三代目・柳葉旬(やなぎば・しゅん)の姉である、真子(まこ)の結婚式のために帰ってきた次男・鮭児(けいじ)は、働かずに柳寿司でダラダラしていた。旬は自由奔放な鮭児が、日本でどんな仕事ができるのかと心配する。そこへグルメ番組によく出ているタレント・サネキチが店にやってきて、傲慢な態度でグルメの蘊蓄を語り出す。それを聞いていた鮭児は、間違った知識を自慢そうにひけらかすバカがいると喧嘩を売るのだが……!? 鮭児には隠されていた才能があったのだ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kei
5
嘉永年間に出た「皇都午睡」という書物に”芝海老の身を煮て細末にしすしの上にのせたるを鉄火鮓というは見を崩したるという謎なるべし”。鉄火というのは材料を切り崩して使うところからついた言葉で常識はずれという意味もある。後に寿司種としては使えないマグロの切れ端を細かく算木型に切り崩して醤油漬けにし海苔巻きの具に使ったのが現在の鉄火巻。サンマは江戸時代初期までは冬の魚であった。サンマは海中に漂う藻に産卵する習性があり、晩秋から春にかけて産卵のために群れが紀州沿岸に近づく。これを獲っていたのが紀州の漁師たちで紀州で2018/09/28
池野恋太郎
1
関西なのでかんぴょう巻が売ってない。好きなので回転寿司やスーパーのパック寿司で気軽に食べれるようにしてほしい。鰹のたたきが生で食べるより臭いという話があったけど、たたきにするのは匂いを消すための工夫なので真逆だと思う。良い鰹は臭くないし旨味が勝り美味しいです。2020/08/05
シーナ@食べ物漫画好き
0
26冊目 鮭児の鉄火巻の語源解説は素晴らしい、この3つの答えを言えて正解。干瓢巻き‼良いねシークレットベースの歌詞のような幼馴染関係。麻生さん帰国、あの時の花火寿司。蓴菜と雲丹の軍艦、良い故事ですねぇ。池内先生の寿司種の主張、旬の創作秋刀魚棒寿司。一夜干しを腸焼き。本ミル貝、赤貝も鮑も庶民にはキツイ食材。阿吽の呼吸…確かに1から10まで指示されるのも馬鹿にしてる感あるよね。盛り込みと別盛りも知らなかった。鱒之介さんと君枝さんの出会い。温かい鰹の叩き寿司、氷水に取った鰹叩きはそんなに生臭いかなぁ。2017/11/12
柴崎章翔
0
「夫婦のようにタネは寿司飯を引き立て寿司飯はタネを引き立てるようにしなきゃ言えねえ…」 「客の勘違いを訂正せずそのままにしていたらその客はまた同じ間違いをするんじゃないのかね… 客を想うのであれば間違いは指摘してあげるべきだよ…」 「………高い事で有名な銀座にもそんな職人さんがいるんだ」 「……お代は次回お願いいたしやす………」 2018/06/05
すらりんA号
0
続けて読みました2018/04/18
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