江戸前の旬 11

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江戸前の旬 11

  • ISBN:9784537100617

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内容説明

輸入雑貨店店主・幸一(こういち)から、初めての子育てで疲れがたまり寝込んでしまった妻・美智子(みちこ)が、元気になるような旨い寿司を握ってほしいと頼まれた銀座柳寿司三代目・柳葉旬(やなぎば・しゅん)。胃に負担をかけない寿司ダネに、小ぶりのシャリをあわせた寿司を握った旬だったが、弱っている美智子には味が強すぎて食べられない。そこで、九州の天草でキダコと呼ばれるウツボを寿司ダネに提案された旬は、母親はいつも元気でいてほしいという思いをこめて寿司を握る――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Kei

4
キダコ-ウツボの天草での呼び名。ウツボを薄造りにした味がタコに似ている事とウツボの体が黄褐色をしている所からそう呼ばれている。関東では房総以外ではほとんど食べない。鯛の仲間はマダイ、クロダイ、キダイ、チダイ、ヘダイなど10数種で、イシガキダイやイボダイ、イトヨリダイなんかはあやかりダイと呼ばれている。わさび-日本原産のアブラナ科の多年草。その葉が徳川家の家紋である葵に似ていることから徳川領の駿河から門外不出とされていた。江戸中期より本格的な栽培が始まり全国に広まる刺身やソバなどの薬味に用いるほか葉も加え2018/07/25

ニャニャニャニャ

2
フグの子糠漬け。誰がこんなの思いついたんだろう。科学も何もない時代に。猛毒の部位をここまでしてたべようとした人達本当凄いわ。2018/02/26

祐樹一依

1
【○】「どういう理屈かわからないが毒を無毒化し食している」ものがある。2022/03/03

taka K

1
作中も夏頃。暑さは、生もの扱う寿司屋にとって大変。2019/08/23

シーナ@食べ物漫画好き

1
11冊目 キダコことウツボ。石鯛、高級魚ですよ、石鯛の幼魚なら安いけど。寿司屋での扱いの酷さに嘆く山葵の生産者さん、これも美味しんぼなど料理漫画テンプレ。客の喰い方を注意する旬、不遜な気もするが鱒之介親方からして客に怒鳴る始末。しかし本ワサビは卸したら3分置く、チューブワサビは醤油に溶いても辛味が抜けないなど解説が細かく良い。鮎の姿寿司、料亭なみの一品。鯒の頬肉。真子鰈の握り河豚の子糠漬けのせ。マグロ血合い煮に血合い肉のステーキ大蒜醤油、アラ大好き!小鯛の雀寿司。ママカリ寿司。2017/11/17

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