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内容説明
【病原体・レベル4】デューク東郷の乗った客船にアフリカで密猟された野生猿が運ばれていた。その猿から“エボラ”が…。【国王ゴードインの依頼】故ゴードイン一世の伝記執筆を依頼された作家が、国王の過去に空白の一日を発見した。その謎とは?【アメリカンドリーム】毎夜、乱痴気パーティーを催すスーパースター。彼を立ち直らせるため妻がしたゴルゴへの依頼とは?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hibimoriSitaro
2
再読。1999年10月初版。表紙カバー折返しにリイド社のURLが載るようになった。⏎猿も木から落ちる・王国の思い出・エルビス復活の三本である。ゴルゴのレジェンドも数あれど,屈指のむちゃ度を誇るエボラ感染の回がある。小王国の矜恃が光る二番目の話が好きでね,もしもパタリロ!とコラボしたらやっぱりこんなストーリになるのじゃないか。2021/12/06
みみずばれ
1
表題作はゴルゴ13がクルーズ船の中で新種のエボラウイルスに感染し、自ら血清を作り出して窮地を逃れる話。1995年の作品であるが、今読むと数年前に日本でコロナ禍の始まりを告げたダイヤモンド・プリンセス号を連想させるものがある。2023/08/13
元老院議員
1
エボラ出血熱の話を取り上げたこともあったのね。そのうち新型コロナウイルスもやるかしら。2020/04/07
どかん
1
エボラ出血熱対策の話があると聞いて購入。 ゴルゴの取った治療法は、自分には無理だと解った。2014/11/07
みみずばれ
1
表題作「病原体•レベル4」はゴルゴがエボラ出血熱に感染する話。何とかエボラの感染拡大は阻止されるも、ラストシーンでは血を吐く猿が密猟者によってどこかへ運ばれてゆく。一応問題を解決しておいて次に起こる恐怖を暗示しながら物語が終わる手法はホラー小説のようだ。2013/02/04