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内容説明
表題作『双龍狙撃指令』含む、傑作3編を収録。
『双龍狙撃指令』
中国政府の支配層が日本のODA資材を転売し得た資金で、日本でのインサイダー取引を悪用し日本企業の買収を謀った。防衛庁の幹部はゴルゴに仕事を依頼するが…
『歴史の底に眠れ』
第2次世界大戦中、大西洋のケルト海で独潜水艦に攻撃され沈没した英国の輸送船。船には大量の金塊とともに歴史を覆す記録が積まれていた。ゴルゴへの依頼は?
『マイクロテロリスト』
東南アジア全域で家畜の伝染病が流行。原因とみられるコウモリを、動物輸出業者が買い集めていることから、CIAは背後に米国を狙う生物テロ計画を察知したが…
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
6
いつもながら惰性で読んでいるという感じがする割には楽しんでいます。今回も3話があるのですが、最初は何年か前の某ファンドを題材に話を作り上げています。2作目は、第二次大戦時ドイツの暗号をイギリスが解読してチャーチルはわかっていたが、ある都市を全体の勝利のために犠牲にした、という話や生物兵器テロなど本当に最近話題になったものをうまく使って話をおもしろくしています。やめられない言い訳ですが。2013/09/17
hibimoriSitaro
3
ReaderStore。アメリカは真珠湾奇襲を知っていたみたいな話。「犬は勘定に入れません」もこの絡みでしたっけ。2015/05/08
元老院議員
1
魚に埋め込むようなマイクロチップに詳しい業者っていったい何者???w2020/09/04
jy23
1
魚と指、鳥と飛行機は奇跡2015/08/30
やいとや
0
大作『歴史の底に眠れ』を掌編二編で挟むという構成。矢張り『歴史〜』がボリュームに見合う面白さがある。戦時中にUボートに沈没させられた船に積まれた荷を巡る様々な立場の人間達のドラマ、というだけで面白い事は請け合いだが、それぞれの人間達がキチンとバックボーンを持っていて魅力的に描かれている点がこの物語の美点であろう。そんなに深く描き込む必要の無い沈没船引き上げチームのゴドウィンまで魅力的なんだもんなぁ。既に死去している人物は実名、存命人物は名前を変える、というのが『ゴルゴ13』のルールだと思ったがチャーチルは2020/02/02