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内容説明
【モスクワ人形】米国空軍・幹部将校の秘書とスパイのスリかえを目論むＫＧＢは、スパイを養成所で訓練させる。しかしゴルゴが潜入してきて…!!【残光】シカゴの大物マフィアが、ビーチで射殺された。捜査にあたったＦＢＩは、ゴルゴの居場所を突き止め、そこで意外な提案をする!!【アクシデンタル】ゴルゴが依頼人と２度会った。ミスファイア（不発）があったのだ。それが偶然か故意かを確かめる為、仕事の延期を申し出たのだが…
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
drago ＠高校野球観戦中。
19
①【モスクワ人形】せっかく訓練を終えて米国に飛び立つ寸前に、偶然ゴルゴを見つけて尾行したものの、あっさり射殺されてしま間抜けなソ連の女スパイ。72年11月 ②【残光】ゴルゴに話しかけて、あっさり始末されるＦＢＩ捜査官。それにしても、ハワイの体育館でトレーニング中に発見されるゴルゴが不注意すぎるのでは…？ 73年6月 ③【アクシデンタル】不発弾で狙撃に失敗し、尻拭いに奔走するゴルゴ。ライター1個で絶体絶命の窮地を脱するシーンが格好いい。72年8月2024/10/19
ナハチガル
11
『モスクワ人形』は傑作の一つだと思う。三部構成で一般女性が立派な工作員になるまでが描かれ、ゴルゴの存在をちらつかせながら、ラストであえない最期を遂げる。「……おかあさん……」のセリフと舞い散る落ち葉、二コマだけのPart8「 A地点にて」も効いている。『残光』は一対複数の格闘が見もの。『アクシデンタル』は機械のように正確なゴルゴのミスを題材にした佳作。人質にした女を殺した男に三発もお見舞いするなど、ゴルゴらしくないふるまいが意味深。バラエティに富んだ一冊だ。A++B-A+。A+。2020/04/05
もくもく
4
ゴルゴの不発弾の確認方法が分かった巻。今の時代の精巧さならあり得ないですが、ゴルゴなら未だにやっていそうな気が・・・（笑）2014/12/12
かやま
3
ゴルゴと関わった人はみんな死んでしまうな。不発弾のために狙撃に失敗する『アクシデンタル』収録。ちょっと時系列がよくわからなかった。2024/04/17
Syouichi Nishiyama
2
この頃は連作あるんだ。2021/06/27
