ゴルゴ13（103）

著者名：さいとう・たかを【著】

リイド社（2013/03発売）

• ISBN：9784845801039

内容説明

【モスクワの記憶】第二次大戦後、64万人の日本人が、シベリアに抑留され7万人の死者を出した悲劇を仕組んだ参謀がいた！【15-34】コンピューター・ソフト“ジーザス”と名付けられた奇妙な知性体は、ゴルゴダの丘でおのれ“ジーザス”を処刑した人間に復讐を!! 【正義を行なう者】リオ・デ・ジャネイロ。3000人以上いるといわれるストリート・チルドレンを襲撃、殺害するグループの黒幕とは!?!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[bibi‐nyan]

表題作、シベリア抑留の話。作中の密約文書は一応あるそうですが、偽造されたものという可能性が高いそうです。日本の中枢近くに根を張りソ連とつながっていた巨悪の最後はあっけなく。 「15-34」私は救世主だと思い込んだAI。最初このタイトルは何かなと思ってましたが、聖書でした。 タイトルはゴルゴダの丘から来てて、讃美歌１３番で呼び出しという設定はあるものの、かなり聖書に依ったストーリーで面白い。 「ジャスチセイロス」迫害されるストリートチルドレンの話。救いを掴みそこなった女の子。

2023/10/11

[元老院議員]

関東軍降伏の際のシベリア抑留に関する密約といえば瀬島龍三ですけども、実際どうだったんすかねー。

2020/02/29

[HIRO1970]

☆☆☆

2003/01/01