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内容説明
住宅バブルが崩壊し金融恐慌の危機が深刻化するアメリカ。それを防ぐために、資金供給を求めるボルトン財務長官だったが…表題作『恐慌前夜』他、3話(『疑惑のペースメーカー』『グアンタナモの地雷原』『獣の爪を折れ』)を収録。
【恐慌前夜】住宅価格の暴落による金融危機が深刻化するアメリカ。政府は大手金融機関の破綻を恐れ公的資金の投入を検討するが、巨大保険グループが資金供給を拒否。政府は…
【疑惑のペースメーカー】核兵器に関する情報収集を始めたスイス。CIAは頻繁にロシアに出入りする男が心臓に特殊なペースメーカーを入れ情報を隠していることを確認。ゴルゴへの依頼は?
【グアンタナモの地雷原】アメリカに新大統領が就任、収容されたテロ容疑者への拷問や虐待が発覚したグアンタナモ基地の閉鎖を命じた。内部情報を漏えいした者の始末をゴルゴは依頼され…
【獣の爪を折れ】北京五輪の陸上100メートル決勝。有力選手が金メダル獲得を確実にするため、コーチ陣はライバル選手が履く高性能スパイクのピンの狙撃をゴルゴに依頼したが…
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
81
このコミックには4つのゴルゴ13の活躍の話があります。この巻から原作構成は様々な人が書かれているということで名前が変わっています。最初のが一番長く、リーマンショックのことを書いています。経済事件的なものは珍しくあまり活躍するところは少ないように感じました。そのほかキューバのグァンタナモ刑務所でのことで外部への情報提供者をあぶりだすなど、だいぶ話に苦労しているということが伝わってきます。2015/12/15
Nori
2
恐慌前夜:リーマンショック前後を舞台に、ゴルゴのM16が炸裂する。。日本は戦後大きな恐慌に見舞われたことはないが、グローバル化が進んだ現在、世界の動きにより大きく左右されるようになっている。「恐慌は人の心から生まれるものだ」「金融という怪物は抜け目なく膨張し、富める者は更に富ませ、楽観が極まると破裂して、貧しい者から淘汰する…そして歴史は繰り返す」というのも確かにそうで、2025年の今、庶民に手の届かない都区内の不動産に手を出すのが正しいのか、よくよく考えた方がいいんだろうな。庶民には縁ない話だが。2025/08/26
北白川にゃんこ
2
四作あると得した気分になるよな。ペースメーカーは久々によい無茶ショットだった。2018/08/29
ミガーいち
1
リーマンショックか。星32021/09/14
qiou
1
恐慌前夜のストーリーが訳分からない。 「グアンタナモの地雷原」はご馳走を前にするゴルゴ13が笑える2015/12/05
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