ゴルゴ13（117）

著者名：さいとう・たかを【著】

リイド社（2013/04発売）

• ISBN：9784845801176

内容説明

【情報遊戯】依頼された仕事の標的が、ゴルゴ13の目前で殺された。さらに別の依頼主が突然、キャンセルをしてきた。世界中の膨大な情報を処理する能力を持った組織が、次々と仕事の依頼を妨害していることに気づいたゴルゴは、中国人組織を使って罠を…組織の正体は何?【北海の煙突船】煙突船を使ってＥＵ各国の危険な廃液処理を一手に引き受ける処理業者のアッシュは、化学産業の救世主とまでいわれていた。だが、環境保護団体に目をつけられたことから、その裏の陰謀に気づいた。アッシュはある決意を秘め煙突船を出航させるが…ゴルゴは!?【フルマーク】アトランタオリンピックのライフル射撃に世界記録を次々と生み出す有望な女性選手が現われた。彼女はヨーロッパの新興銃器メーカーのライフルを使っていた。このメーカーは五輪後、世界の銃器業界への参入を表明、既成勢力を驚かせる。ゴルゴへの依頼は?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ハロー]

【北海の煙突船】汚染の事から目をそらしたくはないけど、魚介類等が食えんくなりそう。

2017/09/02

[hibimoriSitaro]

再読。2000年８月初版。ゴルゴを恫喝・EUの産廃革命・射撃の極意の三本である。「この場を逆転できる手段があったのなら，よけいな口を利いてないで行動する事だ……」EUのお題目って何かそのていどの感じよね。三本目だけ妙に絵のタッチが違うんだけど，さいとうさんが演出に凝ってそうしたようにも見えない。アシスタント誰だったんだろう。

2021/12/15

[ipusiron]

2002/9/1読了

[元老院議員]

グリーンピースを模した環境保護団体のおばちゃんがいいキャラしてるなぁ。それだけにラストがちょっと可哀想に思えてくる（汗

2020/04/15