ゴルゴ13（51）

著者名：さいとう・たかを【著】

リイド社（2013/02発売）

• ISBN：9784845800513

内容説明

【毛沢東の遺言】中国革命生き残りの指導者が、国防情報局に毛沢東の遺言を命じた。小東郷を捜せ…当局の捜査線上に、ゴルゴの存在が浮かび上がる!!【橋は崩れた】ベルギーで起きた大橋崩壊事故。２７遺体の中に射殺体が一体あった。捜査した警察は背後にスパイ事件と超一流狙撃手の存在を確認…!!【モナリザの弾痕】自分が修復した名画モナリザが、依頼者のソ連スパイにより国外に持ち出されるのを嫌った贋作師は、ゴルゴに目を撃ち抜く依頼を!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Nori]

毛沢東の遺言:1981年作品。文革終焉直後の中国、まだ冷戦の真っ最中であり、貧しさの中にあった彼の国。日本が昇り調子で彼の国を支援する立場にあったなんて、若い世代にはピンとこないかもしれない。50年弱で状況は変わるもので、この先もどうなることやら。/モナリザの弾痕:1981年作品。こちらも冷戦を背景として英国とソ連の暗闘を描いている。今の科学をもってすれば作品の真贋は明らかだろうが、当時はまだまだだったということか。モナリザは複数存在するというのはどうやら本当のようで、可能なら一度拝見してみたいところ。

2025/08/16

[Syouichi Nishiyama]

Gの出生に迫る『毛沢東の遺言』収録

2021/11/04

[元老院議員]

「デューク・東郷」ってもしかして東郷平八郎と関係あんのかなと思ってたらマジでゴルゴはその曽孫だった（かもしれない）のか。ところでこの話が描かれた1981年時点では葉剣英は健在だったけれども賀竜は既に故人でしたねん←日本では知られてなかったのか???

2019/08/04

[みみずばれ]

表題作「毛沢東の遺言」は定期的に描かれるゴルゴ13の出生の謎を探るエピソード。謎が分かりかけたところでうやむやに終わるのもいつも通りだが、やっぱり面白い。

2013/04/21

[カンノン]

他の話と比べてどうとかは言えないが、ストーリー展開の荒さが目立つ気がする。

2015/11/19