内容説明
「エゴの殻は、銃弾でないと、破れない」。
善悪の彼岸へ向かって、最後の仕事が唐突に終わる。
21歳の私立探偵アーロン・マッケルウェイ・シリーズの一篇。
この短編での主人公は、マッケルウェイよりむしろ
彼の上司であるジョニー・アムルステルダムだ。
2つ重なった三角関係をめぐり、メッセージを届ける依頼を受けた
アムステルダムとマッケルウェイはさっそく仕事に取り掛かる。
しかし、マッケルウェイは常に出来事に遅れ、
アムステルダムはどんどん先に進み、ついに決定的な
途方もない「ケリ」をつける。
私立探偵の権利をはるかに逸脱したその行為の
突発性にただ途方に暮れる。
【著者】
片岡義男:1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
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