内容説明
自分の所作を、もう1人の自分が見つめるとき
男女が2年ぶりに会う。
26歳で出会って、今は35歳。お互い、いろいろあった。
途切れてはまた再会=再開するこのような関係を
何と呼べばいいのだろうか。
雨。駐車場。ステーション・ワゴン。いつも1人で買物をするスーパー・マーケット。
(片岡義男の小説で「スーパー」などと略してはいけない、あくまで
「スーパー・マーケット」だ)
今日の買物袋は中身がいつもと違い、不安定なことを意識する。
それを抱えて雨の中に出ていく自分の映像を意識する。
それが35歳になった、ということなのかもしれない。
【著者】
片岡義男
1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。http://kataokayoshio.com/
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