まなざしに管理される職場

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まなざしに管理される職場

  • 著者名:大野正和
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 青弓社(2014/05発売)
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  • ISBN:9784787232496

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内容説明

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同僚の目が怖い──。日本型経営の特徴である職場での相互扶助と相互監視は、人間の心理に何をもたらしたのか。上司からの縦の管理に、同僚による配慮という名の「横の監視」が交差する職場環境とそこで発生する息苦しい人間関係、強迫の心理をえぐり出す。

目次

はじめに

第1章 グローバル化する職場のストレス

第2章 日本的経営とピア・プレッシャー
 1 ジャパナイゼーションの時代
 2 日本的経営に学んだ欧米
 3 ピア・プレッシャーをどう考えるか
 4 仲間・同僚の目に見える管理

第3章 職場でのピア・プレッシャーの実際
 1 職場のまなざしによる規律化
 2 仲間に迷惑をかけるという罪悪感
 3 チームワークの職場集団性
 4 伝統的欧米型労働を超えて

第4章 ピア・プレッシャーとパノプティコン
 1 顧客志向性とピア・プレッシャー
 2 協奏的統制としてのピア・プレッシャー
 3 水平と垂直のキメラ的統制

第5章 キメラ的混成のグローバリゼーション
 1 〈垂直的管理〉と〈水平的管理〉の原理
 2 パノプティコンと〈垂直的管理〉
 3 ピア・プレッシャーと「配慮の倫理」
 4 監視と配慮のまなざしの相互作用

あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ベア

2
2時間40分2021/11/09

たろーたん

1
日本の職場におけるまなざしは、上司による垂直型の監視(パノプティコン)ではなく、職場仲間からの水平型の横からの監視(ピア・プレッシャー)として問題化した本。チームワークが求められる日本の労働では、横のつながりがきつく、上司の目ではなく、仲間の目を内面化してしまう。職場の構造上、他者の仕事の進捗を気にする構造であり、また自己に内面化した他者の視点から迷惑をかける罪悪感を覚えることなどが論じられている。2018/10/16

mikuriya

0
ツッコミどころが多すぎて、おいおいと思ってしまう。この人の本はもう読まない。2016/04/26

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