都市への/からの視線

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都市への/からの視線

  • 著者名:若林幹夫
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 青弓社(2014/03発売)
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  • ISBN:9784787232212

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内容説明

人々が生きる社会的空間をたえず再編制・構造化しつづけ、無限に意味を生成するメディアである「都市」の性質を、社会学、都市論、メディア論、記号論、構造論を横断して、思考のハイブリッドとパラドキシカルな論証方法から究明する論考集。
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目次

序章 個人的、かつ社会的に第1章 外部の内部化第2章 都市空間の現在 1 「均質空間」 2 空間のメディア性と均質化 3 「見えない都市」 4 記号論的都市論とイメージの都市空間 5 都市空間のダイナミズム第3章 都市・環境の近代と社会の現在 1 『ラスヴェガスから学ぶこと』 2 商業的ヴァナキュラー 3 モダン/ポストモダン 4 都市と環境の現在第4章 交通空間としての都市 1 ……東京、京都、……ベルリン…… 2 交通と定住 3 熱い都市/冷たい都市 4 Tokyo/東京 5 バビロンに行きて歌え第5章 速度、あるいは、東京論の無意識へ 1 TOKYO SPEED 2 速度体制としての近代都市 3 新しさの空間──もう一つの速度体制 4 都市論への欲望/メディア都市への欲望第6章 郊外論の地平 1 「郊外の社会学」へ 2 郊外の原型/原トポス 3 大衆化/消費社会化する郊外 4 日本における郊外化の展開 5 郊外論の地平第7章 視線と意匠──郊外ニュータウン試論 1 現実としての模像 2 禁じられた場所 3 視線の禁止/視線の内蔵 4 見せるための内面 5 商品としての生活第8章 住居──社会的媒体としての 1 「住むこと」のメディア 2 土着/近代? 3 住居の近代 4 住居・都市・身体──「住むこと」の現在形第9章 現代都市の境界線──包装(ルビ:ラップ)される都市と身体 1 境界と領域 2 街/都市 3 イメージのラッピング 4 遍在する外部/蒸発する社会結章 都市、あるいは人間の自然 1 物の見る夢/物が抱く感情 2 物質的なもの 3 意味としての世界/イメージとしての世界 4 ニヒリズムとインフレーション 5 人間の自然初出一覧あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

浅香山三郎

8
2003年の本。あとがきでも言及されてゐるやうに、個々の論文のもつ方向性の違ひがあり、読んでゐる最中には、本としてのまとまりが悪いな、と感じた。しかし、「結章」を読めば、本書の言はんとすること(見取り図)が分かる。第6章「郊外論の地平」、第7章「視線と意匠」、第9章「現代社会の境界線」辺りの話が面白かつた。2017/09/28

K_1

0
論考集。近代科学的手法による社会学的都市論で近代の都市像に迫る。ポストモダンへも及ぶ。文体は修飾部の長いためやや読みづらさを感じた。しかし、ひとつひとつの論考の積み重ねより、少しずつ都市像が明確になり、終わりにはそれがくっきりと浮き彫りになるほど優れた文で社会学的都市論を描く。良書。2012/03/13

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