東京ディズニーランドの神話学

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東京ディズニーランドの神話学

  • 著者名:桂英史
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 青弓社(2014/03発売)
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  • ISBN:9784787231635

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内容説明

「富士山信仰」「ユートピア思想」「アメリカニズム」「郊外のポリティクス」などを手がかりに、東京ディズニーランドという現象、日常生活の虚構を読み解く渾身の日本文化論。ディズニーランドはなぜ海の近くにあるのか? 日本人はそこに何を求めているのか?
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目次

第1章 東京ディズニーランドと富士山
 1 東京と東京ディズニーランド
 2 「未開の地」浦安
 3 富士山という遠近法
 4 霊峰「富士」
 5 「ひがしのみやこ」
 6 民衆信仰の固有性
 7 「海外」という消失点
 8 「他者の発明」にはじまる知識社会
 9 「生活の技術」としての東京ディズニーランド

第2章 余暇とユートピア思想
 1 東京ディズニーランドの休日
 2 余暇のポリティクス
 3 「小さな専制国家」としてのディズニーランド
 4 「アメリカの原風景」をめぐる実験
 5 「フロンティア」という消失点
 6 自然という他者の発見
 7 フィクションとしての「個人」
 8 風景となった家族とその日常
 9 光と西方としての映画
 10 余暇という過激な虚構

第3章 東京改造物語
 1 永遠の復興経済
 2 アメリカニズムの実験室
 3 ダーウィニズム型社会主義
 4 「一戸」の発明
 5 東京改造
 6 東京という御神体
 7 「国土計画」という土地の情報化
 8 「一戸」と「国土」

第4章 「郊外」のポリティクス
 1 通勤電車が街をつくる
 2 沿線郊外型家族の誕生
 3 「家族連れ」というパノラマ的想像力
 4 子どもとペット
 5 「西洋」をめぐるエディプス・コンプレックス
 6 私生活の資本化
 7 森林都市の欺瞞
 8 「新興中流階級」というコミュニケーション・モデル
 9 「おしゃべり」としての都市論
 10 「中流イベント」としてのディズニーランド

第5章 日常生活のなかの虚構と現実
 1 天国の住人
 2 芝生は緑
 3 「周辺化」をめぐって
 4 匿名性の高いシミュレーション
 5 巨大な死
 6 倫理的な基準としての「東京ディズニーランド」

参考文献

あとがき

感想・レビュー

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あなた

1
カルスタはカルスタでも軽スタにすぎる気がするんですけど。もうすこしがっつりしたもんがほしかった。2009/07/06

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