死刑執行人の日本史 歴史社会学からの接近 - 歴史社会学からの接近

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死刑執行人の日本史 歴史社会学からの接近 - 歴史社会学からの接近

  • 著者名:櫻井悟史
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 青弓社(2014/03発売)
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  • ISBN:9784787233233

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内容説明

裁判員制度を背景にして、死刑判決を下すことの意味に注目が集まり、死刑制度の存廃をめぐる議論も再び活発になってきている。しかし、これまでは、「誰を殺すのか/誰が殺されるのか」に議論が集中していて、死刑それ自体を誰が執行してきたのかは不問に付されてきた。本書では、存廃論からは一定の距離を置いたうえで、日本で死刑執行を担ってきたのは誰なのか、死刑執行人を選ぶ社会的条件とは何かを、江戸期の山田浅右衛門や明治期の監獄の押丁・看守の事例を取り上げて明らかにする。

目次

はじめに――「人を殺すことを拒否する」と主張することは許されないか

序章 死刑判決問題と死刑執行問題
 1 死刑研究の二つの側面
 2 前提となる背景――日本の死刑執行人に関する基礎知識
 3 死刑執行人の実際
 4 なぜ刑務官が死刑執行を担うことになっているのか
 5 本書の方法

第1章 牢役人は死刑を担っていたのか
 1 江戸時代の刑罰――死刑観と身分観
 2 牢役人は死刑に関与したのか
 3 死刑執行を副業とする山田浅右衛門

第2章 なぜ看守が死刑執行を担うようになったのか
 1 絞柱の登場
 2 ダーティーワークとしての死刑執行
 3 旧刑法下での死刑執行
 4 イギリスとの比較――〈死刑の執行は刑務官の職務だから仕方がない〉わけではない

第3章 戦後から現在に至るまでの死刑執行人をめぐる諸問題
 1 国家公務員法の制定・改正へのGHQの関与
 2 絞首刑違憲訴訟
 3 法文上での死刑執行現場の消滅
 4 死刑執行人の現状と問題点

第4章 問われなくなった問題とは何か
 1 死刑執行人の声
 2 刑務官が死刑執行人であることの問題性の変遷
 3 何が問われなくなったのか

おわりに――〈殺させられる〉という問題

参考文献[本文では言及しなかったもの]

あとがき

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