内容説明
恋愛は所有という罪をもっている。同時に自分自身を過剰に認識し、自我の問題をも生み出す。愛はけっして清らかなものにとどまることはない。愛をめぐる心の動きを小説や哲学・思想のなかにさぐり、自我の実相を一つひとつ確認しながら提示する愛の思想史。
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目次
まえがき第1章 愛にふりまわされる自我──所有の企て第2章 ココロとカラダ第3章 嫉妬と所有第4章 「愛するのが好き? 愛されるのが好き?」──愛の能動と受動第5章 「タイプ」への愛と「理由」の求め──対象愛と自己愛第6章 愛と所有──所有的な愛と自我第7章 従属の愛──被所有の所有結びにかえて──愛からの逃避あとがき



