内容説明
日本が狂喜乱舞したバブルの時代、金に糸目をつけないユニークな建物が数多く造られた。美術館、博物館をはじめ、公共施設、老人ホームから公衆トイレまで。独創的なバブル遺産を一挙公開!
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目次
北海道・東北(釧路市生涯学習センター 本別町コミュニティステーションステラプラザ ほか)
関東(日立シビックセンター 鹿沼市立川上澄生美術館 ほか)
信越・北陸・東海(軽井沢高原教会内村鑑三記念堂 飯田市立美術博物館 ほか)
近畿(滋賀県立安土城考古博物館 ウッディパル余呉森林文化交流センター ほか)
中国・四国(仁摩サンドミュージアム 出雲健康公園出雲ドーム ほか)
九州・沖縄(北九州国際会議場 北九州国際交流村交流センター ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tkm66
1
資料2002/06/24
ホワン
0
バブル期は無駄なことにお金使う余裕があったんだろうな… 建築は周りの空気を一変させてしまうし、醜いのも異様なのも多いが個人的にはこういうのが住んでる街にあったら良いなと思う。国立競技場の建て替えのゴタゴタでわかるように 実験的なデザイン、お金のかかるものが立つ機会はへるだろう。五輪はいらんけどザハの建築は欲しかったな。2017/09/20
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バブル時代に誕生した全国の建築物から代表的な100点を取り上げ、それぞれの製作背景や様式などを紹介している。これまでバブル時代の建築を、最新技術を取り入れ、芸術性を自由に表現した一方で地域の伝統や採算性、将来性を完全に無視したものであるという印象を持っていたため、この書籍によって地域にゆかりのあるものを積極的に取り入れ、環境に高い関心を置き、町を豊かにしていこうという、バブル建築のもうひとつの側面を知ることが出来た。採算性の無視にしてもそれまでのモダニズムを打倒するという強い意思を感じることが出来た。2020/04/06