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内容説明
山に火を放ち、トルケルに捕らわれたデンマークのクヌート王子を奪取することに成功したアシェラッド兵団。このまま王子を護衛しながら軍の本陣へ向かうにはイングランドを北上しなければならないが、すぐ背後からはトルケルの兵団が迫っている! 敵地のド真ん中でこの圧倒的な劣勢を切り抜けるアシェラッドの策とは……!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Die-Go
32
デンマーク王家第二王子クヌートとの出会い。これが吉と出るか凶と出るか。修道士の語る「愛」とは何か。 バイキングどもにも興味を示す者がいるのが面白い。★★★★★2022/06/07
こも 旧柏バカ一代
29
スエーデン人がロンドンからウェールズを抜けて・・・って完全に侵略者だな。そりゃウェールズの人達が悪鬼羅刹の如く嫌うわけだ。実際、野放しだと悪鬼羅刹の如く襲うわけだし。 コレが昔のイギリスの様子、紳士なんて皆無じゃ無いか。2020/01/21
kanon
28
今巻は比較的静かに物語は進む―移動が多かったからだろうか。それともヴァイキングたちも、無闇な戦闘は避けたいのだろうか…いやそれはない。ただ、トールズがそうだったように”本当の戦士とはなにか”と考える奴らも少数派ながらいる。キリスト教の考え―最後の審判で悪い人は地獄に落ち、お祈りをし続ける人は天国へ行ける。そんな中で思いっきり吹っ切れたように悪いことをする奴ら…それがヴァイキング。生きる為なら何でもする。まあ吹っ切れるというよりは、キリスト教を信じていないだけなんだろうけど、恰好良く感じてしまうのは不思議。2013/11/30
くたくた
27
アシェラッドの出自が明らかに。デーン語だとヤクザで荒っぽいがウェールズ語は高貴な言葉遣い。かつてはケルトの侵略者だったローマ人も、その後混血してローマン・ケルトとなり、さらにウェールズ地方の小国となっている・・・ヨーロッパ史も英国史も弱いが、なんとなく大まかに理解したつもり。これからクヌート王子がどう化けるのかちょっと楽しみ。まだ全然先が見えん。
naru
18
アシェラッドはほんとにおもしろい奴だなぁ〜。ヴァイキングの怖さを改めて思い知らされました。みんな誰かに育てて貰って生きてきたのにねぇ。ヴァイキングの母親たちはどう思ってたのか気になります。2011/01/31