ヴィンランド・サガ（２４）

著者名：幸村誠【著】

講談社（2020/10発売）

• ISBN：9784065210048

内容説明

ヴァイキング達が跋扈する１１世紀北欧を舞台にトルフィンが本当の戦士を目指す物語。父親の仇を討つために過ごした幼少期、奴隷として農場で過ごした青年期を経てトルフィンはヴィンランドへの渡航を本格的に模索するようになる。北海最強の武力集団・ヨーム戦士団の居城・ヨムスボルグを中心にバルト海が戦火に包まれたヨーム継承戦争にまきこまれたトルフィンだが、辛くも戦争を生き抜いた。東ローマ帝国への交易で莫大な資金を調達したトルフィン達一行はアイスランドに帰郷。故郷のアイスランドで結婚式を挙げたトルフィンとグズリーズはヴィンランド移住計画の賛同者を募る。そしてついに約束の地・ヴィンランドへの旅が始まろうとしている！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[眠る山猫屋]

“剣”を所持しないという決断を指針のひとつに掲げ、いよいよヴィンランドへの航海へ旗揚げするトルフィン一行。緩い表情で交渉を進め、仲間を募る彼には、もはや少年時代のバーサーカーの面影は無い。と見せておいて、出航時のトルフィンの厳しい顔は流石のひっくり返し。巧い。イーヴァルみたいな武闘派が加わっているのも興味深いが、なんといってもハルヴァル(コーデリア)ちゃんの登場に衝撃(爆)お父さんは“あの人”しかいないし(笑)一歩間違えたら物語のバランス破壊するクラスのキャストだよ。しかも天使だし。いや～楽しみだ！！

2020/12/10

[こも 旧柏バカ一代]

やっと新大陸、ヴィンランドに出航！！永かった。。大陸に着くのだろうか？アイスランドで移民を募るトルフィン。条件は現状から逃げたい人。あと、戦争の原因の剣を持ち込まない。逃げたい人はハーフダンの奴隷で現状に悩むコーデリア。見た目は完全にあの人だが目が綺麗でしかも本人は自身が女性だと認識している。それなのに周りは男性として扱う。それに対して恥ずかしくてコーデリアは移民を希望した。だが、彼女はハーフダンの奴隷。値段はヤギ80匹。牛2匹だったトルフィンよりかなり高額な価格だった。それならとトルフィンは出向はと提案

2020/10/23

[こら]

ついにヴィンランドへの航海が始まる。農場編等、今まで冗長かなと感じた部分もあったけど、トルフィンの思いの変化や成長を見るとやはり描かれるべき箇所だったんだな、と改めて感無量。あと、あのハーフダンがまさかの孫デレ！まあ、海原雄山もデレてたしなぁ…

2021/01/05

[exsoy]

いざ出航。新天地はどんな場所なのだろう。

2021/11/05

[Die-Go]

ヴィンランドに向けていよいよ出発。その前にやらなきゃいけないのは仲間集め。多士済々なメンツが集まる。まさかのあのひとの息子(娘？)まで！これから待ち受ける困難に向けてトルフィンは如何に立ち向かうのか！★★★★★

2022/06/09