内容説明
韓国新幹線[KTX]を舞台にした、日本側特使の「暗殺計画」を阻止するために、十津川(とつがわ)と亀井(かめい)は、韓国に飛んだ。時速300キロで疾走するKTXを占拠した謎のグループの正体は何か? そして、その目的は? 精力的な現地取材の成果を生かし、険悪な日韓関係と、韓国国内の抱える社会問題をモチーフに、巨匠が描く、ファン必読、興奮のトラベル・ミステリー!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
えこ
10
初の西村京太郎『十津川警部』シリーズ! 韓国の新幹線でソウル~光州を旅したいなぁ~光州は東方神起のユノの地元やからなぁ~って夢見ていたのです。 旅行気分になりたくて読んだのに新幹線はハイジャックされてスリリングな展開に!(当たり前) でも、面白く読めました。2014/10/23
ちばっち
9
韓国旅行に向けて読む…つもりが帰りの飛行機の搭乗待ちの間に読み終わりました(笑)毎回韓国旅行に合わせて韓国に関係する本を読むのですがもうちょっと明るい話題の本を読みたいなぁ。でも面白かったです。最後の銃撃戦にはビックリしました!そんな武闘派だったとは(笑)でも結局事件は解決しないで終わった気がするのですが…。時刻表トリックものは好きじゃないので西村京太郎はこれで2冊目ですが他の海外ものも読んでみたくなりました。まずは15年前に十津川警部が韓国に行った時の話が読みたいです。2016/08/31
ビスコ
6
再読。初刊・前読時よりさらに日韓関係が悪化してる…… あらすじでは「トラベルミステリー」とされているけど、むしろサスペンスに重きを置いた内容。中盤、小野塚特使達を乗せたKTXが走り始めてからはまさに息つく暇もないノンストップサスペンス。いや、停まってるけど。2018/03/04
ビスコ
5
当時よりも日韓関係が悪化していることに驚く。十津川警部のフットワークの軽さを実感する作品。日本を離れ、韓国での事件ということもあり、いつもの作品とは違う新鮮味がある。険悪な日韓関係を背景に、韓国新幹線で繰り広げられるサスペンス。韓国独自の文化、日本との違いなどが描かれている。KPOPや韓流ドラマなど、文化レベルでは盛んに交流している分、国際問題の早期解決を祈ってしまう。2014/03/05
pyonko
3
三上部長の人脈が役立った所を初めて見たような気がする。海外ものとして他にいくつかあるみたいなので、また読んでみたい。2014/07/16
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