内容説明
フランス・グルノーブルの世界警察官会議に、十津川警部らが招待された。各国の警官と親善を果たした帰途、パリ行きTGV(フランス新幹線)の一等車内で殺人事件が……。会議を後援した富豪、大越専一郎の秘書、松野ユキが、アメリカの刑事の盗まれた拳銃で射殺されたのだ。パリ──東京を結ぶ国際版トラベル・ミステリーの傑作。十津川警部の推理が冴える。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
エヌ氏の部屋でノックの音が・・・
10
「勝手に列車祭」第173弾。この本は2冊あり、文庫コレクション340冊目であった。。。1993年12月20日 初版。。。とうとう吾らが十津川警部もICPOデビューかと思ったが、親睦の要素が強かった。TGVで射殺体はあるのだが硝煙反応が出ない。そんな困った状況の中の異国の地で要人警護に当たることになった各国の警察たちがそれなりに連携。しかし金に目の眩んだ女は怖い。。。スコットランドヤードの女警部が某警部の如く高飛車で使えないのかと思ったら、いがいとつかえたのが面白かった。2018/02/27
しまこ
1
十津川警部が海外でも活躍するなんて!! 海外警部たちとの共演も楽しく読みました。2018/10/26
コング
0
外国で奮闘する十津川警部……みたいなのを期待して読み始めたら、序盤であっさり日本に帰って拍子抜けした。最後また舞台はパリに戻ってくれるけど……。世界各国から優秀な刑事たちが集まった列車で、よく事件を起こそうなどと考えるものだが、性格を考えるとこれもまた伏線か。2025/06/24
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