寝台特急殺人事件 - 長編推理小説

個数:1
紙書籍版価格
¥792
  • 電子書籍
  • Reader

寝台特急殺人事件 - 長編推理小説

  • 著者名:西村京太郎
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • 光文社(2014/02発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334746568

ファイル: /

内容説明

寝台特急〈はやぶさ〉を取材する週刊誌記者の青木は、1号車の個室寝台で、「薄茶のコートの女」を撮影するが、そのフィルムを何者かに抜き取られてしまう。そして、翌日、多摩川に、その女の死体が浮かんだ。彼女は、いつ、どうやって運ばれたのか? 犯人と、その目的は? ブームは、ここから始まった! 累計一二〇万部を超える、トラベル・ミステリーの金字塔!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みっぴー

29
累計120万部を越えるトラベルミステリーの金字塔ーー著者、西村京太郎の名前は聞いたことがないけれど十津川警部の名前はなぜか知っている(笑)なんせDSのソフトにもなってるくらいですから…^^納得の120万部でした。分かりにくい時刻表トリックは十津川警部が懇切丁寧に説明してくれて、塾の先生みたいだと思いました。この徹底した読者目線が人気の秘密かもしれません。今まで読んだ鉄道ミステリーの中で一番読みやすくて分かりやすかったです。一言で表現するなら〝まろやかな〟ミステリーでした(´∀`)2015/11/25

あなご

29
寝台特急はやぶさを舞台にしたトラベルミステリーです。西村京太郎さんと言えばトラベルミステリーの印象がありましたがこの作品が1最初のトラベルミステリーだったそうです。寝台特急に憧れていたので寝台特急ならではのトリックが興味深かったです。寝台特急はどんどん姿を消してしまっていますがいつか乗ってみたいです。2014/01/23

mazda

26
寝台特急はやぶさの中で小さな爆発が起き、代議士の武田の警護にあたっていた警察が彼の部屋に行くも、一向に起きる気配がない。密室から連れ出し病院に搬送したが、そこで死亡の知らせが…。救出してから搬送までの間に、爆発の混乱に乗じて何者かが彼に毒を注入したのか…?この事件の前に、同じようにはやぶさの中で、ある女性乗客が殺害され東京で川に浮かんでいるのが発見されるが、目撃証言からこの女性は終点の西鹿児島まで行っていることがわかった。この2つの殺人事件にある共通点は…?さすがの西村作品、面白かったです。2019/04/19

むーむーさん

19
金字塔というので読んでみた。読みやすい。ただ動機はともかくとしてトリックと移動(?)させる理由というか必然性がよくわからなかった。2016/05/27

sasara

18
1978年(S53)西村京太郎さん数多くの著作より自薦5編の1冊。鉄道トラベルミステリーシリーズ第一弾。東京発西鹿児島行き寝台特急ブルートレイン「はやぶさ」で取材していた週刊誌に起こる不可解な事件からの連続殺人事件。スマホもインターネットもない時代ながら深みのある物語でビックリ。十津川警部シリーズの原点凄すぎです。2022/03/14

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/367869
  • ご注意事項
 

同じシリーズの商品一覧

該当件数127件 全てにチェックを入れる/全てにチェックをはずす