内容説明
山形新幹線「つばさ」で東北に向かった若い女性が相次いで蒸発した! 囮(おとり)として、単身同列車に乗り込んだ警視庁北条(ほうじょう)早苗刑事に近づく謎の男平沼。……ところが、平沼は仙山(せんざん)線の踏切で自動車事故死、その車のトランクには若い女性の右足が! 平沼犯人説に傾く山形・宮城県警に対し、十津川(とつがわ)警部は独自の推理を展開するが……。「つばさ」が運ぶ都会の殺意とは?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
エヌ氏の部屋でノックの音が・・・
8
「勝手に列車祭」第203弾。文庫コレクション400冊目。。。1995年12月20日 初版。。。「つばさ」で女性が誘拐されていく。北条刑事が最初のほうに割と出てきた。頭の中は山村紅葉で一杯になってしまった。男が自らの欲望を満たすためにハレムを作ろうとするが、それに食いついてきた女の所業に男がまいってしまう。。。男の変な理想主義と女の恐ろしい現実主義の対立が面白い。 2018/10/04
kenkou51
2
長編 結末の展開が意外でなかなか面白かった。2013/02/24
仲博幸
2
若者が夢見るハーレムの妄想、美しく・優しくみえた女、実は!2012/04/09
ナガサワ
2
うーん、結末自体も、結末を引き出した遺書も反則だなぁ…。遺書がなければ『私は大丈夫』のセリフだけだからなあ。2011/12/17
大地
1
犯人かと思いきや真犯人が2015/10/28