内容説明
新宿のホテルで外国人娼婦が殺された。被害者は偽造パスポートで入国していた。現場にあった商社マンの名刺から、ソ連邦崩壊後のロシアに狙いをつけた、国際謀略が発覚、事件を捜査する十津川(とつがわ)警部に、ロシア行きの密命が下った。モスクワへ向かうシベリア鉄道の車中で、殺人と諜報戦の火蓋(ひぶた)がきられる。手帳も拳銃もなく孤軍奮闘する十津川。国際サスペンス大作!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Syo
36
なかなか。 スケールの大きな。 既読くさいけど。 シベリア鉄道。 乗ってみたい気もするけど、 臭いと食事が…。2021/11/30
エヌ氏の部屋でノックの音が・・・
6
2007年 2月20日 初版。2018/09/25
浅見陽一郎
5
西村京太郎氏の逝去のニュースはショックでした。 物凄い作品を私も読んだが、どれも面白く、旅情と郷愁を 掻き立てられ、実際小説に出てきた列車にも乗りに行ったこともあります。トラベルミステリーというまったく独立した推理小説分野の開拓者として大きな功績を残された。 十津川警部は、高橋英樹より渡瀬恒彦が良かったが、渡瀬も亡くなり、一つの時代の終わりのような気がして寂しさを 感じます。 数多ある氏の作品中、私が好きなのが本作、今読書中の小説を一時休止して、再読致しました。2022/03/07
アヴィ
1
遂に十津川警部が日本を飛び出しグローバルミステリーの世界へ。舞台はシベリア鉄道、ゴルバチョフのペレストロイカによってソビエト連邦は解体。最高指導者はソ連共産党書記長からロシア大統領となり、エリツィン施政下の時代、急激な変化に戸惑うロシアを背景に十津川警部は外務省職員と共に活躍。途中から亀さんも合流するが、撃たれたり散々な目に遭う。核技術の流出など当時の懸念が話の肝になった国際謀略物の一面も。だが基本は西村京太郎トラベルミステリーなので安心してサクサク読める。2025/04/10
まなな
1
ソビエト崩壊すぐの頃の情勢がよくわかるしせつなさあるな今となっては 旧共産圏に詳しいフォロワーさんが面白いと言ってたので読んだけどさすが旅行ものとしても面白い あんまり主役の人結果出てない気がするけどいい人2023/08/23
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