内容説明
金沢のホテルから失踪した学生時代の親友を探すため、理沙(りさ)は上野から寝台特急「北陸」に乗った。早朝、後頭部を殴られて理沙は昏倒(こんとう)。気がつくと寝台に運ばれていて、隣には旧知の男性の刺殺体が! 当然、理沙に殺人容疑がかけられる。一方、東京で捜査を進める十津川(とつがわ)と亀井も「北陸」に乗り込むが……。北陸を舞台に人間の心の”二面性”を描く、旅情ミステリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミカママ
4
考えてみたら、こういう列車もの(時間とかのトリック)って苦手なんだよな。それとこの人の作品、いつもながら読点が多過ぎていらいらする!字数稼ぎなんだろうけど。せこいよなぁ。2012/07/24
フグ太くん
2
なかなかの面白さでしてね。時刻表トリックすごすぎ・・・2012/10/16
おけいはん
1
今まで読んだ西村作品の中で一番面白かった。ラストもナイス!金沢、福井の芦原温泉と身近な場所で事件が起こるので情景が想像しやすく読み進めるのが楽しかった。寝台特急に乗ったことはないけれど、時間を掛けてゆっくりと目的地に着くのもいいなぁ。もちろん、主人公みたいな目に合わなければ、だけど(笑)2015/04/02
エヌ氏の部屋でノックの音が・・・
0
2003年 8月20日 初版2015/09/06