光文社文庫<br> 消えた乗組員(クルー) 新装版

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光文社文庫
消えた乗組員(クルー) 新装版

  • 著者名:西村京太郎
  • 価格 ¥825(本体¥750)
  • 光文社(2018/01発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334775766

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内容説明

「魔の海」と恐れられる小笠原諸島沖で、行方を絶っていた大型クルーザーが発見された。船には9名が乗っていたはずだが、船内は無人で荒らされた様子もなかった。用意された人数分の朝食と不気味に切り刻まれた後方マスト……。やがてクルーザーを発見したヨットマンたちが、次々と変死をとげていく。十津川警部が海の怪事件の謎に挑む傑作海洋ミステリー!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

coco夏ko10角

21
十津川警部シリーズ。小笠原諸島沖で行方を絶っていた大型クルーザーが発見された、ただし船内は無人で荒らされた様子も無く…そしてクルーザーを発見したヨットマンたちが次々と狙われ…。事件の捜査と海難審判が進んでいく。犯人の動機がちょっとあれだが、謎は魅力的だし海難審判の流れなど面白かった。紹介されて嫌々お見合いをしてる様子の十津川も。2023/08/12

朱雨

11
行方不明だったクルーザーの発見、船内にいるはずの乗組員の消失。クルーザーを発見したヨットマン達が、次々と事件に巻き込まれていく海洋ミステリー。有名なマリー・セレスト号事件を絡めたストーリーは興味をそそられるものがありますが、犯人の動機が弱く少々残念。十津川警部がお見合いをする場面が新鮮でした。ラストの別の事件とやらが面白そうでしたが、作品としてあるのでしょうか。気になります。2022/05/05

エヌ氏の部屋でノックの音が・・・

5
2017年12月20日 発行 初版。新装版。2018/01/13

ふたば@気合いは、心を込めて準備中

5
一言で。面白かった。 十津川警部の人物像がずいぶん違って感じる。 マリー・セレスト号事件は、自分くらいの世代なら知らない人は少ないだろう、有名な海洋ミステリー。それになぞらえたストーリーで、読みごたえもあった。2017/12/21

アンパンコ

2
時代1970年代を感じて面白かったです。テレビショーが中心で、評論家の二人が違う意見を言い合いし、盛り上げるショーてきなもの。ヨットに乗船していた8人が朝食をそのままおいて姿を消した。それを発見した違うヨットの乗組員が何者かに消されていく。犯人が意外な人物で追い詰められた結果の事件だった。長い長い海洋に出ている気がして、読むのに時間がかかりました。十津川警部がまだ38歳、お見合い相手を紹介されているシーンもあり新鮮でした。 海の中で起きる事件は密室なので怖いなと思った。 2023/03/12

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