光文社文庫<br> 新・寝台特急殺人事件 - 長編推理小説

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光文社文庫
新・寝台特急殺人事件 - 長編推理小説

  • 著者名:西村京太郎
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 光文社(2014/01発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334740573
  • NDC分類:913.6

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内容説明

東京の路上で、暴走族あがりのグループに因縁をつけられた青年が、はずみで一人を刺し殺してしまった。翌日に長崎から船で日本を離れる予定だった彼は、ブルートレイン〈さくら〉で逃亡する。復讐に燃えるグループと、十津川(とつがわ)警部たちが、彼の後を追う。殺意を乗せた寝台特急が、夜の闇の中を疾走する。『寝台特急(ブルートレイン)殺人事件』から25年を経て描く、渾身の記念作品。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaizen@名古屋de朝活読書会

83
社会派西村京太郎の馬力全開の作品。 海外青年協力隊に参加しようとしている青年が, 暴力団にからまれて殺してしまう。 友達が庇い,海外に行かせようとする。 庇う友達。 暴力団が復讐のために追いかける。 寝台特急で長崎に向かい,船で出るらしい。 海外に貢献するのは,海外青年協力隊だけではないと諭す十津川警部。 青年に対する西村京太郎の伝言だろう。2013/03/23

セウテス

61
「寝台特急殺人事件」1978年の、この作品から西村京太郎トラベルミステリは始まった。本作は25年目の記念作として書かれた作品で、サスペンス感が強い。物語は、因縁をつけられ誤って相手を殺してしまった仁科、彼は海外青年協力隊としてベトナムへ向かう為に、寝台特急で長崎へ向かう。しかし死んだ暴力団の一行は、仁科を殺そうと列車を追いかけて来ており、十津川警部ら警察と列車内にて緊迫した展開が描かれる。読みやすく面白いのだが、寝台特急である意味が薄く、仁科たち人の為に働こうとする者が、警察に協力しないのは理解に苦しむ。2017/05/09

あつひめ

23
思いがけずに起こってしまった殺人。志のある若者の未来をと仲間たちがかばいだてするのにはちょっと疑問を持ってしまいながら読み進めたので、あまりいい印象を持てずにいた。暴力団関係者が敵討ちにと追いかける、警察が追いかける…ハラハラ感は感じたが。10万トンの客船が燃えるってすごいことだよなぁと想像しながら本を閉じた。2024/03/31

仲博幸

1
元暴走族グループ、仲間の仇をめぐり特急「さくら」から長崎港へ。2012/04/17

peewee60s

1
電車ものは何となく読まず嫌いでしたが、意外に楽しめました。2009/10/06

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