内容説明
刑事を辞めた田辺(たなべ)は、大阪で私立探偵を開業するが、なかなか客がこない。そこへ、娘と一緒に佐世保に行ってほしいとの母親からの依頼。美人のエスコートだ。喜んで引き受けた彼は、「あかつき」に乗り込んだ。同じ頃、佐賀市で殺人事件が発生、その容疑が田辺に! 証拠は不利。元部下のために、十津川(とつがわ)と亀井(かめい)が立ち上がる。著者のトラベルミステリーの代表的長編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
飛鳥栄司@がんサバイバー
20
時刻表トリックがメインなのだが、犯人は結構ギリギリの橋を渡っている印象。複数の絶対条件が揃わないと、この時刻表トリックも成り立たない。十津川警部の捜査は、わりとなにもしてないのに、都合よく重要な情報が転がり込んでくる。佐賀県警、大阪府警、警視庁の合同捜査の体を取っているにも関わらず、組織としてではなく個人の捜査で成り立っている。などなど、ツッコミどころが満載の西村京太郎サスペンスだが、そんなことはどうあれ、立て板に水の如くのストーリー展開が爽快なトラベルミステリである。2020/09/17
kotetsupatapata
13
星★★★☆☆ 超絶久々の西村京太郎作品 学生の頃はよく読んでいました。 今となっては懐かしいブルートレインが舞台の昭和テイスト満載の1冊でした。 話の肝は佐賀駅に「あかつき3号」が2回来ること。 都合よく被害者がいなかったらとか、佐賀駅まで戻る時に信号に引っかからないのか?とかの細かいツッコミは無し! それにしても人殺され過ぎ・・ なんで送ったタクシーの運ちゃんまでorz 2024/08/30
涼
3
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2017/11/post-d920.html2017/11/23
finewave
1
☆☆☆2015/01/23
エヌ氏の部屋でノックの音が・・・
0
2001年12月20日 初版2015/09/06
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