内容説明
「お姉ちゃんが死んじゃったよ！」信州・野辺山へ旅行中の亀井刑事の息子・健一が電話で叫んだ。姪の由紀が、走行中の「信州１号」から射たれたのだ。亀井は容疑者としてタレント・黒木明をマークするが、彼には札幌にいたという鉄壁のアリバイが！ 距離と時間の謎に挑む十津川警部と亀井刑事の名推理。粒ぞろいの傑作集！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
胡瑯
4
十津川警部シリーズの短編集。『おおぞら３号～』『内房線で出会った女』がドラマ化しやすそうで好きかな。既になっているかも？珍しくあとがきがある作品。北海道の鉄道、興味あるなあ。2017/08/01
ふみ～
1
厳密には再読（読書メータできるずっと前） 亀井刑事の親戚が事件に巻き込まれる短編2編他。トラベルミステリーとして安定して読める短編集。 『おおぞら3号殺人事件』のアリバイトリックと、ちょっとしたことからそれが瓦解する流れが個人的には好き。2017/07/27
kenkou51
1
短編5作品（高原鉄道殺人事件、おおぞら3号殺人事件、振り子電車殺人事件、内房線で出会った女、殺意の「函館本線」）「内房線で出会った女」だけ十津川・亀井のコンビは登場しない。あと振り子電車ってそこまで酔うのかなと思った。2013/02/18
エヌ氏の部屋でノックの音が・・・
0
昭和６３年 ２月２０日 初版2015/09/06
義輝仮面
0
【★★★★☆】 短編ながらも特急おおぞら、振り子電車、函館本線支線など鉄道ネタがトリックに使われててなかなか面白い。 上り下りのトリックには騙されましたわ。 2018/02/17
