内容説明
日下(くさか)刑事の両親が乗った観光バスが消息を絶ち、身代金として、1億円相当の宝石が要求された。事件は、容疑者の事故死によって、解決の様相を見せたが、第2、第3の殺人事件が発生。十津川(とつがわ)警部の必死の捜査にもかかわらず、謎はさらに深まった。バスジャック事件の背後にあるものは? そして、日下の淡い恋の行方は? 刑事の「宿命」が胸を打つ、傑作長編推理!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
END
11
現在、湯河原に一泊の旅行中。ここは西村 京太郎が病気を患い移住した土地です。ホントはこの辺りの事件のを読みたかったんだけど、朝イチに図書館へ行ったら無かったのでこれを。子供の頃にドラマを親の影響で観たから、カメさんは愛川 欽也で脳内再生。時刻表トリックじゃないのもあるんだね。強烈な印象はないけれど、ドラマを観てるかの様な安定感のある話だった。2014/06/09
シュエパイ
7
謎のバスジャック事件発生から解決まで、あっという間に起きたと思えば、次から次へと続く不可解な殺人事件だらけ。え?え?と混乱するうちに、予想外の方向へ転がっていってビックリしました。いや、確かに唐突にあらわれた恋人なんて、すごい怪しい伏線だったとは思うのですが・・・はー!頑張れ日下さん、いつか暖かいお日様のさす日もあるさ(´・ω・`)2015/09/01
エヌ氏の部屋でノックの音が・・・
4
2008年 8月20日 初版2018/12/26
だん
1
初西村京太郎。句点が多いのが気になった。読み終わってから書かれたのが90年代前半だったと知って納得。事後を説明しない強制的な終わり方が好きだ。2010/05/03
シーラ
0
西村さんってロマンチスト。2010/10/15