十津川警部ロマンの死、銀山温泉 - 長編推理小説

著者名：西村京太郎

光文社（2011/02発売）

• ISBN：9784334738693
• NDC分類：913.6

内容説明

犯人１人あたり２００万円を強奪する、妙な事件が連続した。十津川は、若い男女７人のグループ「ロマンの残党」の存在をつかむ。社会から落ちこぼれた彼らは、山形の銀山温泉に生活拠点を作ろうとしていた。ところが、その内の１人、金融強盗犯が殺され、さらに……。闇の組織も彼らを追っていたのだ！　背後で指示する黒幕の正体は？　十津川警部が真相に迫る！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[アルゴン]

★★★　　　200万ずつしか盗らない集団という斬新な発想が次々浮かぶというのは多作である作者ならではなのだと思いますが、その発想のみで最後まで突っ走ろうとしてしまうのは多作である作家の悪い部分だと思います。戸津川・亀井が何をしたいのかよくわからない。

2015/10/26

[TEDDY曹長]

好きなシリーズなので一気読みでしたが、ストーリー展開に少し無理筋な感じも。暴力団と闘うとか・・・ちょっと強引かなって。もうちょっとサイドストーリーをしっかりと組み立てて欲しかった気もします。でも気軽の読める分量なのでこれぐらいで良いのかな。で、田中刑事はどうなったんだろ？ちょっと心配です（苦笑）

2014/08/20

[FBN]

2005.8.24

2007/01/01

[仲博幸]

社会から落ちこぼれた若者たちの夢

2012/07/31

[神岡宗介]

タイトルにも含まれている銀山温泉に関する記述が少なかったのが少し残念。所々読点が多い箇所はあるが、読んでいて気になる程ではなかった。

2023/10/02