内容説明
十津川警部の名刺を持った女性の刺殺死体が、井の頭公園で発見された! 何者かの罠であることを予感しながら、十津川は、被害者が行く予定だった会津から越後へまわる旅に出た。特急「スペーシア」にかかってきた謎の電話。そして、十津川につきまとう女性写真家――。殺人の容疑を受け、絶体絶命の窮地に落ちた十津川警部の活躍を描く、白熱のサスペンス!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あつひめ
24
電車のことは詳しくないけれど時刻表を使った西村さんの作品を読むことは好きだ。スペーシア、今回ネット検索してとても豪華に作られている電車だと知った。素敵な制服を身に付けた乗務員さんたちのことも。今回は十津川警部自身が事件に巻き込まれた。刑事さんたちがどのような時に名刺を配るのかはわからないけど、名刺を渡した相手を記録しておくことは大事と実感した。一つの事件からずるずると複数の事件に展開していく。思いがけない恨みを買うことがあるのも刑事の仕事なのか。スペーシアx、乗ってみたいな。2024/02/12
エヌ氏の部屋でノックの音が・・・
6
2007年8月30日 初版2018/08/18
iwaken
6
★★★★☆2018/06/27
秋色の服(旧カットマン)
1
特に好きなジャンルではないので、初・西村作品です。多分、見てから、読んでみました。でも筋は忘れてました。事件解決後、4日の温泉休暇をもらう展開はテレビドラマではなかったと思ったが。その旅行がどうなるかは、推理するまでもありませんよね。2017/10/29
えるもる
1
次々と人が死んでいき、過去の事件も絡んできて、明らかになった真実には、びっくりした。自分が犯人に疑われても、あきらめず捜査する十津川警部はすごいと思った。今度、録画しておいたテレビドラマも観るつもり。2017/02/17
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