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内容説明
元気あふれる子どものパワーに驚嘆!
講談社の学年誌などに連載された「小学館漫画賞」受賞の傑作SFまんが。不思議なてぶくろで、次々と楽しい道具を作りだす「てっちゃん」の活躍は嬉しいほどに元気いっぱい。『たのしい二年生』『たのしい三年生』『ディズニーランド』に連載された19作品を収録しました。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中
13
なんだか昔ながらの最終回を久しぶりに見た気がする。子供の頃だったら、あの手袋が僕の待ちにとかワクワクしたんだろうなぁ。それにしても、あれだけお世話になっておいて手袋忘れるって…2012/09/23
花林糖
12
『たのしい二年生』『たのしい三年生』『ディズニーランド』1961年~1966年掲載。①よりも作る物がパワーアップ。『ディズニーランド』掲載は我孫子氏の色が強い作品でした。この作品はドラえもんも原点と考えられているとのこと。2019/04/01
印度 洋一郎
5
「ドラえもん」の原典とも言われる児童漫画の古典。人格を入れ替えて騒動になる「人体入れかえ機」、横暴な殿様を現代に連れてきて懲らしめる「ちょんまげ時代の殿さま」、「おれのものはおれのもの、お前のものもおれのもの」のジャアニズムが登場する「別荘のオバケ騒動」など、昭和30年代の児童漫画のほのぼのテイストを今に伝えている。目を惹くのは、てっちゃんが作った宇宙人が暴走して軍隊と戦う「食いしんぼうの宇宙人」、やはりてっちゃんが作った動物の知能向上薬で動物たちが反乱を起こす「動物たちの反乱」のようなSFタッチの話。2022/10/11
そうさん
4
さっさと一回読み終えて再読。2022/12/01
ぐうぐう
3
『ドラえもん』の原点としてある『てぶくろてっちゃん』。この第2巻には、ついにタイムマシーンまで登場する。しかし、便利な道具が出てくるから『ドラえもん』の原点なのではない。便利な道具がうまく機能せず、騒動を巻き起こすという展開こそが、『ドラえもん』の、いや、藤子漫画の原点を感じさせるのだ。2011/10/13