- ホーム
- > 電子書籍
- > コミック(少年/青年)
内容説明
「ドラえもん」を筆頭に「オバケのQ太郎」「パーマン」「キテレツ大百科」など数多くの名作、傑作を生み出してきた藤子・F・不二雄先生の作品をじっくりたっぷり楽しめる愛蔵版まんが全集。
●愛と勇気とキュートな笑顔!!●
魅惑の超能力美少女[佐倉魔美]の大冒険!!
連載時のカラーページを完全再現!! <HR> エスパーコック(マンガくん 77年14号)/ 地底からの声(マンガくん 77年15号)/ 黒い手(マンガくん 77年16号)/ うそ×うそ=?(マンガくん 77年17号)/ 天才少女・魔美(マンガくん 77年18号)/ スランプ(マンガくん 77年19号)/ 虫のしらせ(マンガくん 77年20号)/ 弾丸よりもはやく(マンガくん 77年21号)/ のぞかれた魔女(マンガくん 77年22号)/ 電話魔はだれ?(マンガくん 77年23号)/ エスパークリスマス(マンガくん 77年24号)/ ずっこけお正月(マンガくん 78年01号)/ 雪の中の少女(マンガくん 78年02号)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
活字スキー
17
いや〜、お気楽なコメディからびっくりするほどダークでシリアスなものまで、文句なしに面白い。マミの「オタクに優しいギャル」どころではないズッコケ陽キャぶりもたまらないが、なんといっても高畑さんがマジ聖人すぎて惚れるしかない。マミはエスパーとして順調にレベルアップしつつもおバカな中学生であることに変わりはなく、高畑さんの神対応に救われることもあれば、結局どうにも出来ないこともあったり。エピソードごとの振り幅は大きいのに、軽快な読み心地と確かな読み応えのバランスは常にハイレベル。素晴らしい。 2023/08/07
白い駄洒落王
8
再読。面白い。魔美は無茶しすぎだ。2013/07/05
あきくま
6
中学生の魔美はのび太やパーマンのみつおたちより年長のせいか、重い事件に直面することが多く、時には答えがでなかったり、自分の行為を偽善と思い悩んだりしているところが読めて、とても面白い。偽善でも小さな出来事でも、自分の持つ力を活かしてできることをやろうとする前向きな姿に、読んでいるこちらの気持ちまで前向きになってくる。2009/11/28
ぐうぐう
6
改めて読むと『エスパー魔美』って、とても懐の深い作品だということに気付かされる。超能力ものではあるけれど、大きな敵の組織があって、それにいつも魔美が戦うという勧善懲悪のお話ではない。魔美は日常の中で、ドジを繰り返しながら、ささやかな災難を救っている。画家のお父さんや話し言葉を理解するコンポコ、親友の高畑くん達とのユーモア溢れるエピソードがメインだ。それでいて、ときには人間の心の奥底に潜む悪意と向き合ったりもする。角度や視点の違いによって、いかようにも料理ができ、スタイルを変えることができるのだ。(つづく)2009/11/26
チューリップ
4
明るいコメディなのかと思いきやそうではない話の方が多い感じ。特に陰木さんとの隣人トラブル関係は児童向けには思えないというか、最終的には息子も返ってきたしハッピーエンドではあるけどその過程に毒があったりする感じで、今だったらこんなに描けないだろうなと思う話ばかりだった。だからこそ大人も読めるんだろうけど。2014/12/06