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内容説明
よりSF的&ダイナミックに進化した小二版
連載誌が『小学二年生』に繰り上がる第2巻は、巨大ロボットや謎の怪人といったパワフルな悪者がおお暴れ!原作に久米みのるを迎え、SF色も格段にアップ! 少し成長したけんちゃんたちの智恵と勇気を振りしぼったバトルをお見逃しなく。
解説/久里一平
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
13
世界征服を目論む敵が作った巨大ロボットと戦ったかと思えば、白黒テレビをカラーにする技術を狙う悪者を追っかけたりと、グローバルな展開と日常の共存がなんとも愉快な『ロケットけんちゃん』第2巻。その組み合わせの妙は、原作者・久米みのるの存在が影響してるのかもしれない。ともかく、日常と冒険が隣り合わせで共存する藤子漫画の特徴の、その原点のひとつとして、『ロケットけんちゃん』は重要な作品と言える。2014/03/07
白い駄洒落王
12
昭和のジュブナイルSFとして良質ではないだろうか。ただ、死の灰……。時代とはいえ認識の違いに違和感。2013/12/10
ホームズ
7
面白かった(笑)色んな敵を相手に戦うけんちゃん(笑)博士のノートを見ても秘密が分からなかった敵に対して「頭が悪いからだ」って(笑)後半になるにしたがってけんちゃんのスタイルが子供向けのヒーローから少し年齢が上がった気がする。学年が上がることを考えてわざとなのかな~。2014/02/04
チューリップ
6
いつも巻をまたがないでキリが良く終わっていたけれど、この巻は次の巻に引っ張っていた。死の灰の話、悪役も死の灰は嫌いだって言っているのが悪役も良心的で印象に残った。毎回便利な物を悪用しようとする人が出てくるけど倒されると言う内容なのでパターン化はしているけれどやっている事が派手なので飽きずに読める。2023/02/08
軍縮地球市民shinshin
2
1961年頃に『小学二年生』に連載された作品。内容自体は単純なストーリーの繰り返しだが、水爆実験の死の灰を扱った話では、ひねりが効いていてなるほどと思った。低学年向けの漫画でも作画に手を抜いていなく、漫画が子供のものだった「古き良き」時代の香りを現代までに伝えている佳作である。2013/11/25