てんとう虫コミックススペシャル エスパー魔美（５）

著者名：藤子・Ｆ・不二雄【著】

小学館（2021/09発売）

• ISBN：9784091434326

内容説明

「ドラえもん」を筆頭に「オバケのQ太郎」「パーマン」「キテレツ大百科」など数多くの名作、傑作を生み出してきた藤子・F・不二雄先生の作品をじっくりたっぷり楽しめる愛蔵版まんが全集。

●超能力パワーアップ！キュートな笑顔も最高潮！！●
危ない！助けて～っ！！
「SOS」が魔美を呼ぶ！！

マミを贈ります（少年ビッグコミック　80年24号）／思い出を運ぶハト（少年ビッグコミック　81年06号）／ドキドキ土器（少年ビッグコミック　81年09号）／いたずらの報酬（少年ビッグコミック　81年12号）／カッときてグサ！！（少年ビッグコミック　81年15号）／彗星おばさん（少年ビッグコミック　81年19号）／占いとミステリー（少年ビッグコミック　82年04号）／感動しない名画？（少年ビッグコミック　82年07号）／リアリズム殺人事件（少年ビッグコミック　82年12号）／問題はカニ缶！？（少年ビッグコミック　82年23号）／パパの絵、最高！！（少年ビッグコミック　83年05号）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[活字スキー]

永遠に語り継がれるべき人類の至宝、F神様の名作シリーズもこれで５巻。まずは、世界中の非モテ男子に捧げる聖夜のメルヘン『マミを贈ります』からしてマミの純粋すぎる奉仕精神が炸裂。猫実工大の森里くんじゃなくても「ずっとそばにいてほしい！」て願うだろ。でも高畑さんもほしい。スペースウォーズのミレニアムパルコのプラモデルは40年前で8250円というのはかなり高額な部類なのだろうけど、今どきの何かっちゅーとアホみたいな価格で転売されるレアアイテムよりはずっとマシなんじゃないか。

2024/02/21

[kei-zu]

本シリーズを読み終えてしまった。読者層が学習誌よりやや高いため、読みごたえがあるドラマ展開が楽しい。全編を通して、高畑さん、素敵だ。 「日常におけるエスパー」という題材で、これだけバラエティ豊かな物語が生み出されたことに、作者のストーリーテラーぶりを改めて感じる。もっと読みたかったというのが本音ではあるですけれど。 シリーズ最後を飾る１ページ大のコマ、陽光に向かって飛ぶ魔美が「パパの絵、最高！！」と叫ぶ描写に、本作の魅力である作者のポジティブな姿勢を改めて感じます。

2021/12/19

[柊龍司＠中四国読メの会＆読メ旅＆読食コミュ参加中]

いやいやここで完結と言われても、って感じですが、エスパーとしての後日談とか高畑君と魔美の今後とか全く無しで終わったのね。最終話でお父さんのすばらしさを改めて知ったというのは良いとしても消化不良です。昔の漫画はいつでも他で始められる様な最終回が多かったということなんでしょうか。この漫画の存在は知っていたけど、全集を買わなければ読んでいない漫画と出会えたことに満足することにします。

2010/10/31

[Dai（ダイ）]

ここで終わるのはもったいない。

2018/04/08

[白い駄洒落王]

でたカニ缶。後期の魔美は周りの目を気にしなさすぎる。噂広まりますよ。

2013/07/07