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内容説明
幼児誌掲載のかわいいカラー版オバQ
1965~1967年に『幼稚園』『よいこ』などに掲載された作品を収録。色鮮やかなカラーで、かわいいQちゃんがさらにかわいく魅力的に動き回っています。また、ほとんどが単行本未収録の作品で、オバQファン必読の1冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シルク
15
きゅっきゅっきゅっ、きゅきゅっきゅきゅ! クエスチョ~ン♪ クエスチョ~ン♪ ぼ・く☆ オバッ・Q! ……あ~、懐かし。藤子不二雄先生の作品の中で、わたくし一番好きなのはQ太郎だろうな。ハットリ君もウルトラBも、パ・パ・パ・パ・パーマンも好きだけど、ずうっと浸ってゐたい世界って言ったら、オバQのいる世界なのです。そこではハラハラするような事件など欠片もなく、まるでおうちの居間をそのまま外に拡大したようにヌクヌク。猫足の謎のオバケを、うっかり家族の一員に迎え入れて普通に暮らしちゃうよな呑気な人達だもの。2018/03/15
ぐうぐう
8
幼年向け雑誌に連載された『オバQ』を収めた全集12巻。二頭身の正ちゃんとQちゃんが、まるで兄弟のようで、そのほのぼの感にキュンとなる。にしても、今巻の最大の読みどころは、荒俣宏による解説かもしれない。なんと荒俣氏の妹が、スタジオ・ゼロの社員として働き、藤子・F・不二雄のアシスタントを務めていたというのだ。そして、『ドラえもん』誕生の大きなきっかけを作ったというエピソードには、心底驚かされた。2012/02/06
ホームズ
8
小さい子向けの作品ばかりですがカラーだったし面白かったですね(笑)相変わらず素直で自由なQちゃんが可愛い(笑)2011/07/29
印度 洋一郎
5
「幼稚園」「よいこ」等の幼年誌掲載版の収録巻。正ちゃんが幼児になったためか、ここでのオバQは力持ちで、手先が器用で、やさしくて、学年誌のQちゃんよりもちょっとしっかりしていて頼りになるキャラクター。その上、姿を消したり、空も飛べるのだから、ママから「Qちゃんが一緒なら安心ね」なんて言われるほど信頼されているのだ(学年誌ならあり得ない!)。同じキャラを読者に合わせて性格付けを変えていく藤子先生の丁寧な作劇が光る。ここでは、あのドロンパですら無邪気で、とにかくほのぼのとかわいい世界。2023/02/25
チューリップ
4
幼年誌に載っていた作品を集めたもの。物語性はあんまりないのでサラサラ読んでしまった。荒俣さんの解説が貴重なお話しだなと思った。2016/03/25