災害の倫理―災害時の自助・共助・公助を考える

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災害の倫理―災害時の自助・共助・公助を考える

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  • サイズ 46判/ページ数 269p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784326154654
  • NDC分類 369.3
  • Cコード C3012

出版社内容情報

災害時の行動はいかにあるべきか。ハリケーン、テロなどの災害事例を基に、功利主義、義務論、徳倫理など倫理学の観点から検討する。

命にかかわる脅威に直面した状況では、誰がどのような行動をとるべきなのか。地震、竜巻、鳥インフルエンザなどの様々な災害の事例を挙げ、災害時の行動のあり方について、倫理学の観点から論じる。また、政治学の視点から、災害に関する道徳についても検討する。政策決定と倫理学をつなぐ一冊として、防災行政関係者にも参考となる。

内容説明

命にかかわる災害時、誰が、どのような行動をとるべきなのか。感染症が蔓延し人工呼吸器がたりないとき、誰を優先させるのか。政府は被災者をどこまで救済・補償すべきなのか。地震・ハリケーン・テロ・感染症などの具体例を元に、功利主義、義務論、徳倫理など倫理学の観点から、人々の行動のあり方を検討する。政策決定と倫理学を考える際、大いに参考となる一冊。

目次

第1部 倫理(防災計画―最大数を救うことが最善なのか?;救命ボートの倫理と災害―太った男を吹き飛ばすべきなのか?;災害時の徳―ミッチ・ラップとアーネスト・シャクルトン)
第2部 政治(社会契約―トマス・ホッブズ、ジョン・ロック、アート・スピーゲルマン;公共政策―スネーク・フライト、ペンタゴンの火災、そして災害の権利;不利な人々と災害―ハリケーン・カトリーナ)
結論―災害の倫理綱領、その意味するところと水危機

著者等紹介

ザック,ナオミ[ザック,ナオミ] [Zack,Naomi]
1970年、コロンビア大学で博士号を取得後、20年のブランクを経て、1990年学界に復帰、ニューヨーク州立大学オールバニ校で教鞭を執る。2001年からオレゴン大学哲学科教授

〓橋隆雄[タカハシタカオ]
熊本大学名誉教授。東京大学大学院博士課程修了(哲学)。博士(文学)。倫理学関連の編著多数

阪本真由美[サカモトマユミ]
兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科教授。京都大学大学院情報学研究科博士後期課程修了。博士(情報学)

北川夏樹[キタガワナツキ]
名古屋大学特任助教。京都大学大学院修士課程修了。修士(工学)。専門は土木計画学(防災減災計画など)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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sk

5
災害の備えをすることも倫理的なことだという指摘が面白い。2020/09/10

takao

2
実践的な災害倫理:備えと計画の重要性、功利主義と備えの関係、安全と安全保障の違い、災害が老人、障害者、貧困者に最悪の影響を及ぼす仕方 功利主義:最大の人数を救え 安全保障:犯罪、テロ、軍事攻撃 2021/01/13

Go Extreme

1
災害の倫理 自助・共助・公助の考察 目に見える衝撃 災害のドラマ性 倫理的原理 人道的義務 本来的生命の価値 政府の正当性 人々との関係性 災害における不平等 道徳的な問題 人為的災害 予期せぬ破壊 防災計画 すべての成人の道徳的な義務 緊急時の圧力による倫理の歪み 救命ボートの倫理 極端な状況での判断 勇気 節制 正義 実践的な知恵 安全と自由の間のトレードオフ 災害倫理綱領 世界の水危機 大規模な問題例 災害への備え サバイバルスキル 既存の不平等を悪化させる災害 貧困者の所有物 資本主義的な占有2025/05/14

suikazura

0
2010年までの内容とはいえ、災害時のトリアージや、自助共助、公助の考えとそこに働く倫理観は様々に考えさせられる。 新型コロナウイルス感染の世界的流行の今、もっと踏み込んだ内容を求めたい。2020/05/06

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